【憂鬱】なる悪之神

第3話

　・・・バタリ。

　俺が魔法を使った直後、熾天使（セラフィム）セルスナーゼの微笑み顔が引き攣り、ミルスナーゼはゆっくりと倒れていき、けたたましい大量のレベルアップ音が続いた。

　何度も何度も進化の選択画面が表示され、ようやくレベルアップ音が止まった時にはとてつもないステータスへと変化を遂げていた。

ステータス

　名前　　レゲレスト

　性別　　男

　種族　　不死族・不死者（アンデッド）

　状態　　通常

　種族レベル　１５００／１５５０

　種族スキル

　　生体感知・・・・・・レベル５０

　　魔力視・・・・・・・レベル５０

　　暗視・・・・・・・・レベル─

　　身体異常完全無効・・レベル─

　　精神異常完全無効・・レベル─

　　食事不要・・・・・・レベル─

　　睡眠不要・・・・・・レベル─

　　深淵のオーラ・・・・レベル５０

　　冥界の門・・・・・・レベル５０

　　眷属作成・・・・・・レベル５０

　スキル

　　闇のオーラ・・・・・レベル５０

　　亡者のオーラ・・・・レベル５０

　　黄泉のオーラ・・・・レベル５０

　　亡者の門・・・・・・レベル５０

　　黄泉の門・・・・・・レベル５０

　　下級不死族召喚・・・レベル５０

　　中級不死族召喚・・・レベル５０

　　上級不死族召喚・・・レベル５０

　　下等不死族召喚・・・レベル５０

　　中等不死族召喚・・・レベル５０

　　上等不死族召喚・・・レベル５０

　　下位不死族召喚・・・レベル５０

　　中位不死族召喚・・・レベル５０

　　上位不死族召喚・・・レベル５０

　　下級不死族作成・・・レベル５０

　　中級不死族作成・・・レベル５０

　　上級不死族作成・・・レベル５０

　　下等不死族作成・・・レベル５０

　　中等不死族作成・・・レベル５０

　　上等不死族作成・・・レベル５０

　　下位不死族作成・・・レベル５０

　　中位不死族作成・・・レベル５０

　　上位不死族作成・・・レベル５０

　　下級不死族支配・・・レベル５０

　　中級不死族支配・・・レベル５０

　　上級不死族支配・・・レベル５０

　　下等不死族支配・・・レベル５０

　　中等不死族支配・・・レベル５０

　　上等不死族支配・・・レベル５０

　　下位不死族支配・・・レベル５０

　　中位不死族支配・・・レベル５０

　　上位不死族支配・・・レベル５０

　　闇属性魔術・・・・・レベル５０

　　儀式魔術・・・・・・レベル５０

　　死霊魔術・・・・・・レベル５０

　　魔法陣学・・・・・・レベル５０

　　儀式強化・・・・・・レベル５０

　　指揮・・・・・・・・レベル５０

　　大軍指揮・・・・・・レベル５０

　　統率・・・・・・・・レベル５０

　　大軍統率・・・・・・レベル５０

　スキルポイント・・・・ポイント

　称号

　　即死使い、天使殺し（エンジェルキラー）（熾天使（セラフィム））

　レベルは１５００まで上昇し、進化決定ボタンを押した回数はなんと４７回。

　進化によって大量に取得した【不死族召喚】、【不死族作成】、【不死族支配】のスキル。

　これは進化までに通った種族のルートに原因があった。

　不死族には進化先には元々３つのルートがある。

　英雄(ヒーロー)に賢者(リッチ)、そして皇帝(エンペラー)。

　それぞれ、物理系に魔術系、指揮系の進化ルートだ

　俺はもともと指揮系のルートを選ぼうと決めていたので【死霊魔術】を取得したが、仮に別のルートを選んでいた場合は、この結末にはならなかったのかもしれない。

　さて、そろそろ感傷に浸るのは止めて、進化によって手に入ったスキルや称号を見てみよう。

　まずは【オーラ】系。

　これはレベルが高い行為の存在であれば大体の者が持っているスキルの系統であり、種族によって手に入るものは違うらしい。

　効果は大体同じで、要するに己より下位の存在に対して無双できるというもの。

　細かい部分はもちろん違うが、この部分は全【オーラ】系のスキルで共通していることらしい。

　ちなみに情報源はベータ版で、たまたま依頼で出会って仲良くなった勇者パーティーの一人らしい。

　次に【門】系・・・と行きたいが、先に【不死族召喚】、【不死族作成】、【不死族支配】の３系統と行こう。

　効果は文字通りで、それぞれ不死族を召喚、作成、支配するスキルだ。

　それぞれ一時的か永続かを選ぶことが可能で、当然永続の方が難易度も消費する魔力も高い。

　【門】系はそれらのスキルで支配下に入った不死族などを、それぞれの敵する環境に入れておくためのスキルらしい。

　要は配下専用の保管庫だ