思案

目の前に羅列された空虚なる数式


導く制御が期待外れに終わる


違う、そうじゃない


求めた結果とは程遠い何かがのた打ち回っている


時間だけが食い物にされ、徒労だけが打ち付けられたかのような瞬間


時が戻ればと思うが、時を戻す馬鹿下駄エネルギーはどこからも発生しないし、発生させれない


思わず、まるで思い通りに行かなくて泣き叫ぶガキの様なワガママな自分を嘲笑う


自分は大人だと思いこんでたが、まだ目の前の出来損ないが、自分をまだガキだと教えてくれる


まだ足りないと、どこまでも深く潜る深い泥沼の様な羅列の世界で一条の光を探して

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だらけながら作る適当な詩 やっぷ @tatsuyapop

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