余談:ウチの卓について

ウチの卓(SW2.0版)はエイギア帝国を築いたメインキャンペーン(リレー形式)と、いくつものサブキャンペーンによって構成されていました。

SW2.5卓(エインフォート&アイより始めよ)も基本的に同一世界の物語としています。

なお、基本的に公式設定に沿っていますが、一部は異なります。(例えば蛮王シェザール周辺の設定など)

ここではそんな我々の卓について軽く紹介します。


以下『大人の事情』で一部仮名にしてあります。



<メインキャンペーンのPCたち>

レーゼルドーン大陸南端の街カシュカーンから始まったパーティー。霧の街ジーズドルフ解放戦に関わったり、ダグニア地方に殴り込んだり、エイギア帝国を打ち立てたり、知識神インジェを討滅したり、魔神による破滅の未来を打破したりしました。

さすがに現状ではアルフレイム大陸&ケルディオン大陸までその影響力は及んでいませんが……(そりゃー、当時は設定なかったもん)

初PTということもあって人間ばっかり。


【カーラ・クライス(仮名)】PLはサンディ&アルマ。

ルーンフォーク女性の魔力撃グラップラー。フェンディル王国クライス村の出身で、山賊にさらわれたところを冒険者に救われたことがきっかけで冒険者に。

ファストアクションによる魔力撃6連撃で猛威を振るったのですが……2.5ルールの被害者一号。

エイギア帝国成立後はルーンフォークのための国クライス公国を建国し、帝国御三家筆頭として重きをなしました。

夫は同じくクライス村出身の幼馴染のルーンフォーク。


【シェリア・リュージュ(仮名)】PLはシェラルデナ&セネカ。

人間女性のマギシュー。自由都市同盟に生まれ、父親の娘溺愛っぷりに辟易して故郷を出ました。

2回攻撃できる特別銃をひっ下げファストアクションとリピートアクションで猛威を以下略。2.5ルールの被害者二号。

下記のエディンの正妻となるも、夫の女癖の悪さには悩まされました。

エイギア帝国では工業、軍需産業を牽引。


【パステル・グラント(仮名)】PLはパテット&キュオ。

人間女性のライダー。霧の街ジーズドルフに生まれ、ドレイクに奴隷として仕えていたところ、他の奴隷に陥れられて脱走し、カシュカーンへ。

のん兵衛でよく言えばムードメーカー、悪く言えばルーニー。パテットPLのキャラっていつもそうですよね!

上の二人ほどではないものの、最終的にノーブルドラゴンに乗って強化魔力撃+全力攻撃Ⅲを放ちます。

コミテト側のキャンペーンのPCたちからは『帝国のピンクの悪魔(ノーブルドラゴンがピンク色のナーデージュだった)』と恐れられました。

他のキャラと違い権勢欲はなく(というかめんどくさがり)爵位は辺境伯にとどまりました。その代わりライダーギルドと農場を経営。

ダイスの偶然から、とある公式リプレイのキャラと結ばれることに。まあ似合いの夫婦です。


【エディン・ティレル(仮名)】PLはジューグ&ラゼル(筆者)。

人間男性のキルヒア神官(眼鏡)。実は人間とドレイクのハーフで卵生。両親の事情でテイブリッジ市の孤児院に預けられて育ちました。

物腰穏やかでいつもニコニコ笑ってる(鬼畜)眼鏡。女たらしだのドレイクマニアだの生臭神官扱いされ……まあ大体あってます。

カーラに続いてクオーツィア公国を建て水晶公(キルヒアの聖印にちなむ)とも呼ばれるものの、某有名MMOで同じ称号の人物が登場してしまったので『アカン方の水晶公』となります。

後衛プリーストのくせに無駄に防護点が高く、「眼鏡前に出ろ」とよく言われます。前に出た結果の完成形がジューグとなります。

ドレイクマニアと言われるものの、ダグニアのカルロッテさんなどにも手を出してます(余計アカンわ)。



<メインキャンペーンの主要NPC>


【マグダレーナ・イエイツ】公式NPC。

ダーレスブルグ公国の姫将軍。我らがマグちゃん。ウチの卓での性格はシェラルデナとよく似ている気がします。

PLたちの贔屓によりエイギア諸族同盟議長、のちにエイギア帝国皇帝に推戴され、エイギア帝国をレーゼルドーン大陸……いやラクシア一の列強にのし上げました。

その過程で出身のダーレスブルグ公国も併合され、ルキスラ帝国はかませ犬に……ユリウス陛下は泣いてええよ。

即位後のイメージは某槍兵になった騎士王だとか。

当時PLたちが『剣をつぐもの』を未履修だったので、ハウル・バルクマンを婿にしました。ユリウス陛下とダリウスはホンマ泣いてええよ!


【ユリウス・クラウゼ】公式NPC。

ルキスラ帝国皇帝。ウチの卓での愛称はゆっちー。

リレーキャンペーンのためキャラのブレもありましたが、PLたちがマグちゃんや双子姫を贔屓する関係上、かませ犬的な役が多めでした。

終盤には人蛮共存国家コミテトと反蛮族国家セフィリアの野合を仲介したり……わけがわからないよ。


【コークル&ラフェンサ】公式NPC。

フェンディル王国の双子姫。PLたちの贔屓キャラその2。

公式ではコークル=長髪、ラフェンサ=ショート(ザルツ博物誌で確定)ですが、うちでは逆でした。

まあちょくちょく入れ替わっているらしいので、本当は二人ともショート?


【某英雄】

サンディPLによるオリキャラで、ウチの卓において蛮王シェザールを討った男。

ノスフェラトゥたちの陰謀に踊らされた結果不死の肉体になってしまい、蛮王討伐後はノスフェラトゥを討つことを人生の目的としました。

大破局後は残存する有力蛮族たちを討っていきましたが、比較的人族に好意的な蛮族(アルミラルダの夫や共存神の両親など)まで討ってしまって後の禍根を増やしてしまったり(※本人としては完全な善意)。


【ヤ―ハッカゼッシュ】公式NPC。

霧の街ことジーズドルフの統治者。ウチの卓での愛称はヤ―様。

肝心の直接対決自体は諸事情でスキップされたのですが、死力を尽くしてPCに敗れた彼の死に顔は満足げだったとか。


【アルミラルダ・イリチェワ】公式NPC。

カルゾラル高原北部を支配するドレイクの藩王。ウチの卓での愛称はあるみちゃん。イリチェワ姓はシェラPLのオリジナル。

某英雄に夫を殺されて以来人族を憎み、ヤ―様と結んでPC達と敵対するも、生き別れの娘ユーリア(オリジナルNPC)との再会を仲介されて和解。後に某英雄とも和解しました。

娘婿のエディンにはいろいろ複雑な感情を抱いているとか。


【カルロッテ・クレピス】公式NPC。

ダグニア地方バルナッド共和国のライフォス神官。

公式設定では蛮族に対してかなり苛烈な人なのですが、サブキャンペーンのPCとの交流や、ダグニア諸国によるルーンフォークへの非人道的実験の影響もあってメインPCに対する態度もだいぶ温和に。立場上、一度は激突を余儀なくされましたが。


【トリシェラ・マーストリヒ】

筆者によるオリキャラで、テイブリッジ伯爵家出身の生真面目な神官騎士。

その名前のネタ元(トリケラトプス)について筆者が口を滑らせた結果「ドルギラさん」「ドブケラドプスさん」などとカーラにいじり倒される羽目に。

幼馴染のエディンに思いを寄せるものの当初は「妹みたいな感じなので」と全く相手にされず、見かねたシェリアが説教したことも。


【シェザール・ミリューチン】

ウチの卓における蛮王シェザール。我らがばんおーさま。ミリューチン姓はシェラPLのオリジナル。

本名はシェザーリナ・ミリューチナ(旧姓メルクシェヴァ)。ドレイク族による蛮王計画において娘アナスタシアに白羽の矢が立ち、身代わりとなって蛮王に。

某英雄に討たれたと思われていましたが生きており、その後は影から世界の移り変わりを見守っていました。

エディンの粉かけも軽やかにかわす。さすがばんおーさま。


【ボン=ドラール】

シェラPLのオリキャラで魔神召喚が得意なゴブリンシャーマン。我らがボンさん。最初サブキャンペーンで登場したときはPC達を苦戦させたのですが、

各キャンペーンのPCたちが成長する中でもゴブシャー状態のまま強くなることはなかったので、あちこちで登場しては即土下座命乞いする出オチキャラに。

最終的に妖魔たちの反乱に頭目として担ぎ出されたのですが……?



<コミテト共存主義共和国連邦>

シェラPLが設定した共存主義を掲げるレーゼルドーン大陸の超大国。モデルはもちろんあの国。

バルバロスも人族も能力次第で出世できるものの、信仰は共存神のみでライフォスもダルクレムも認めません(ただその共存神が小神という時点で……)

エイギア諸族同盟/エイギア帝国とは当初激戦を繰り広げるものの、北西のアグリア連邦のほうがもっとヤバイ国とわかり最終的には共闘。


【共存神】

元は大破局期のドレイクの少女。彼女の両親は人族に融和的でしたが某英雄に討たれてしまい、その事件をきっかけとして神になってしまいました。

そして自らを信仰する者たちにコミテトを建国させたものの、いつしか高官たちの傀儡となっていました。

最終的にはコミテトの高官たちとも和解しています。



<第四の学園アカデミア(Q.A.)>

ジューグPLこと筆者が設定した宗教国家。

知識神インジェを奉じたマッドサイエンティスト集団でしたが、インジェごとメインPC達に打倒され消滅しました。

設定当時は第四の剣フォルトゥナのことをよく知らなかったので、現在再設定するなら第五の学園になるかと。


【知識神インジェ】

知識のためなら手段を択ばないというマッドサイエンティスト御用達の小神。

大破局期に人族が蛮族を倒すために生み出した人工の神で、生みの親たちに反逆して自立。

天界との連絡を閉ざし自らが至高の神になることを画策していましたが……


【エイニア・マーストリヒ】

テイブリッジ伯爵にして、インジェの神官でアカデミアの学長。トリシェラの伯母ですが、姉妹に見えるほど若い。我らがエイニアおばさん。

エディンの父の双子の弟と結婚しており、姻戚にあたりますが実際には二人の関係はそれ以上に深いものでした。

アカデミアの黒幕としてPCたちとインジェ神官の数々の激闘を観察し続けていましたが、最終的に自身の罪を自覚、PCたちのインジェ討滅のきっかけを作りました。

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「アイより始めよ」(ソード・ワールド2.5リプレイノベライズ) 碧野氷 @aonoao_83

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