僕が夢見た世界の物語

るかるかの流霞

第1話「日常」

…ねぇねぇあの人じゃない??最近噂になってる人。

あぁ…確かに、あの人だろうね〜

だってその証拠に…


_目の色が片方ずつ違うしね。



???「うわぁっ!…って、またか…」

「はぁ…最近悪夢ばっかだな…気分最悪だわ…」

そんな愚痴を零しながら、僕ことアカツキ 流霞 ルカはいつものように起床する。

起床後は洗面台へと向かい、顔を洗ってから朝食を作る。いつもの流れだ。

流霞「いただきます。」

…数分後

流霞「ご馳走様でした。」

そうして朝食を食べ終わると、学校へ行く準備を開始する。

そして準備を終え、通学路を歩き学校へ向かう。


…僕はこの日常に飽きてしまった。

いつものように起床し、いつものように朝食を作り、食べ、いつものように準備をして、学校へ行くという日常に。

流霞「はぁ…何か面白い事が起きて、このつまらない日常から非日常に変えてくれないかなぁ…」

と、つい口に出して願ってしまった。

その直後…

通行人「おい!そこの子!危ない!!」

流霞「……え?、」


キキーーーッッッドンッ


凄まじい音が鳴り響いた時には、もう既に僕の体は大分遠くに吹き飛ばされていた。

…あぁ…意識が…

そうして僕の意識は落ちていくのだった。


そこからだった。

…僕の日常が日常へと変わったのは_。

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僕が夢見た世界の物語 るかるかの流霞 @Rukayukkuri

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