目立ちたくないと言った次の瞬間には息をするように目立つことをする主人公

この小説の魅力であり、また欠点にもなり得るのですが、「主人公は目立ちたくない目立ちたくないと言ってるのに、言った次の瞬間には息をするように目立つことをやっている」というところだと思います。

これは有言不実行なタイプや反省を次に生かさないタイプのキャラクタが嫌いな人には、とことん合わないんじゃないかと思います。

自分は最初のうちはちょっと苦手でしたが、今ではこういうものだと割り切って楽しんでいます。『お前また目立ちたくないとか言って次はどんなことをやるんだ? ……ほらやっぱり!』みたいに。

今後、主人公がどんな目立つことをやって、どこまでこの世界を魔改造していくか、楽しみです。

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