視点を変えれば

幸せとは何なのか。
クジラがどうのこうのと夢見るよりも、勉学に励むことの方が主人公のためになると信じている両親。

終わらない。ゴールが見えない。
もう自分はとっくに死んでいると思った大弥は、クジラが打ち上げられた浜へと向かう。
そんな中、幼馴染の元夏は、大弥がかつて好きだった「空を飛ぶクジラ」のことを話し……

かつて憧れたその光景は、存在しない。
けれど視点を変えれば、そう見ることは出来るかもしれない。

どこでも泳げる、どこまでも行ける。
そう信じて行って欲しい。

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