第2話

学校が終わり、俺は校門前で今塚と待ち合わせした。


「お待たせ」

「おせ〜ぞ!さ!早く行くぞ!」

「お、おぅ。」


今塚は鼻歌混じりで学校を出た。

それほどコンビニが楽しみなのだろうか。


数分歩いて今塚は狭い路地を入った。

不気味で薄暗い。

その路地を右折左折を何度も繰り返した。

最後の左折をした時、奥で光っている物があった。

近づいて行くと「タヤママート」の看板が見えた。


「へぇ、ここが」

「そ、じゃあ、入るよ」

「う、うん」


俺はタヤママートに入って行った。


「いらっしゃい」


レジには爺さんが座っていた。


「爺ちゃん久しぶり!」

「なんだ翔人か、ほれ、さっさと菓子でも買ってけ。」

「そんなこと言うなよ【主人マスター】」

「なんだ、そう言うことか」


話が勝手に進み、爺さんは俺たちをレジの中に入れ、地下に連れてった。


「なんだよここ」

「まぁ、行けばわかるって」


また薄暗いところに連れてこられた。

爺さんが立ち止まり、電気をつけた。

そこには1つの丸いテーブルに3人の高校生?が座っていた。

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感染人 古嶋要太 @Kojimayouta

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