第36話 サアァップラァァイズッ!!
テニスコートほどの広さの真っ白い空間。その中央に置かれたキングサイズのベッド。
ベッドの四隅に据え付けられた撮影器具と照明機材。
ベッドの上にはハンディタイプのビデオカメラ。
この部屋の意味を、それらを見た瞬間に、みつはとレコはすぐに察した。
地下だということを忘れるほどに、昼間のように明るい照明の下には私服姿の七人の男。
中央に番条。あとの五人はみつはもレコも見覚えのない男だったが、一番端に立つ男の顔は知っている。
同じクラスの鷺沼。春臣に因縁をつけてきた男子生徒だ。
制服を着ていなくてもすぐにわかる。
みつはとレコに男が寄り付かないようにしていたのは、生徒会研究会以外の男に手を出させないようにするためか。
番条と並び立つ鷺沼の姿に、おそらくそうなのだろうと二人は結論づけた。
「よくやりました! 井口君!」
鷺沼を睨んでいたみつはとレコは、番条の視線を追うように後ろを振り返る。
「え? い、井口君!」
「どうして!?」
そこには無表情の井口が立っていた。
「ど、どういうことなの井口君!」
「早川さんは!? も、もしかして嘘なの!?」
「──番条先輩。これで僕も生徒会の幹部になれるんですよね」
戸惑う二人を無視して、井口は淡々とした口調で続ける。
「この隠れ家を提供したのも僕です。これだけ危険を冒してるんですから約束は守ってください」
番条が井口を、ではなく、その後に視線を送る。
「さっき報告したとおり、こいつに不審な動きはなかった。建物の周囲にもおかしな奴はいなかったから信用していいんじゃないか」
井口の影からスッと姿を現した男が番条にそう言った。
針金のように細い男は番条の許へと歩きながら、
「念のため、この地下と上階もチェックしたが不自然な点は見当たらない」
そう付け加えた。
「そうですか、ご苦労様です。いいでしょう。それでは井口君には生徒会幹部に名を連ねることを約束しましょう」
「い、井口君、と、どうして! 私たちを騙したの!? どうして!」
みつはが井口に向かって叫ぶ。
「うるせぇ。僕はべつにおまえたちがどうなろうと知ったこっちゃないんだ。僕は自分の内申点さえ良ければ他人なんかどうだって構わない」
面倒そうにそう答える井口にみつははなお問いかける。
「そ、それじゃあ私たちに生徒会研究会のことをいろいろ教えてくれたのも嘘なの?」
「想像通りだよ! おまえらに近寄るためにしたことに決まってんだろ! だいたい僕はおまえらみたいにチャラチャラしてるやつが一番嫌いなんだよ! ちょっとくらい顔がいいからって調子に乗りやがって! そのくせ成績だけは僕よりいいとか、あり得ねぇんだよ! おまえらなんか番条先輩にぐちゃぐちゃにされちまえばいいんだよ!」
「井口君。元友人に対する罵倒はその辺で。あまり熱っぽいのはスマートではありませんからね」
「……はい」
「よろしい。では特別に井口君には見学することを許可するから、そこでこの子たちが泣き叫ぶ姿を愉しみなさい。ああ、もしかしたら今日のご褒美に、あとでおこぼれが回ってくるかもしれませんよ。この子たちが壊れていなければ、ですが」
番条にそう言われた井口は、ドアの前にストンと座った。
「別にそいつらの体には興味ありません。そいつらの無様な姿を見られるだけで満足ですから」
再び感情を殺したように話す井口を、みつはとレコは射殺さんばかりに睨みつけた。
「性欲のない人間は男として魅力に欠けますよ」
そう言った番条が両手を、ぱん、と叩き合わせると──
「さあ。それでは最高の宴を始めるとしましょう。いいですか、秀麗院のガチモンはアンダーで高値で売れます。くれぐれも早々に壊してしまわないようにお願いしますよ」
「あ、あなたたち! こうやって何人もの女子に乱暴したのですかっ!?」
みつははそう言いながら、逃げ場を探すように部屋の中を見回す。
「別に乱暴なんてしていません。生徒会について愛をもって説いてあげていたのですよ──ああ。それからここは電波が入りません。そのうえ防音も完璧ですから、どれだけ叫んで助けを呼ぼうと、誰も来はしません」
「つ、繋がらない!」
スマホを操作していたレコの顔が絶望に染まる。
「わ、私たちも早川君のお姉さんと同じように扱われるということなのですかっ!?」
みつはが少しでも時間を稼ごうとしているのか、番条に質問を続ける。
「早川……ああ。そういえばいましたね。彼女はいい女でしたが壊れるのが早すぎましたね。長く使いたいから避妊して遊びなさいと釘を刺しておいたにもかかわらず、目を離したすきに馬鹿な会員が──まあ些末なことですが」
そう言う番条の表情は、なんとも愉快そうだ。
「そんな……酷い……け、警察に、私たちが警察に行ったらあなたたちなんてすぐに──」
「警察には行かない方が賢明ですよ。あなたたちの卑猥な姿が世界中に配信されてもかまわない、というのなら別ですが。でも仮にそんなことになったら、親御さんはどんな思いをするでしょうね。親戚は、友人たちはどう思うでしょう。学校に残ることも、就職も、結婚だって難しくなってしまうかもしれませんね。運よく結婚できたとして、生まれた子どもにも観られたら……ああ。想像しただけで恐ろしい! それでも警察に行くと! 素晴らしい! ──まあ、警察に駆け込んだところで無駄ですけどね。こちらには強力なコネクションがありますから」
「ど、どうしてこんな酷いことを……」
みつはは震える声を絞り出した。
「言ったでしょう。高値で売れるって。それもあなたたちのような見目麗しい女子生徒は特に。要するに快楽と金ですよ。簡単なことです。あなたたちは我々の欲求を満たし、世界中のマニアの欲求を満たすのです。──ああ、その顔。その顔が見たくていつもこうして長々と話して聞かせるのですが、やはりいいものです」
番条は愉悦に浸った表情で天井を見上げ、大きく息を吸うと──
「来た! 来た! きたキタキタキタキタァッ! 滾ってキタぁあああッ!!! 漲ってキタァァァアアア!!!」
まるで獣のように叫んだ。
「く、狂ってる……」
抱き合うみつはとレコが、いよいよその場にへたり込む。
「さあ! 栄えある一番手は厳選なるくじ引きの結果、鷺沼君に決定しています。それでは皆さん、持ち場についてください!」
顔を紅潮させた番条が号令を出すと、ほかの男たちが一斉に行動を開始した。
ある男は照明へ、ある男はカメラへ、そして鷺沼は、怯えて座り込んでいるみつはとレコに向かった。
「立て」
二人を見下ろした鷺沼が乱暴に言う。
「や、やだ、やめて!」
みつはがレコを力強く抱く。
「いいから立て」
「ど、どうして? 私たちクラスメイトでしょ?」
「関係ねえよ。そんなこと。ほら、どっちだ? 早くしろよ。先輩たちを待たせんな」
鷺沼が掴んだのは、みつはの腕だった。
「痛いっ! 離してッ!」
「み、みつは! や、やめて! みつはから手を離して!」
レコも必死にみつはの体にしがみつく。
「おまえはこいつの後で相手してやかっから」
鷺沼は強引にみつはの体をレコから引き剥ぐと、ベッドへと引き摺っていった。
「みつは!」
「レコちゃん!」
駆け寄ろうとするレコを針金のような男が抑え込む。
そしてレコの口に粘着テープを張り付けた。
こうなるとレコは声を出すことがもうできない。
体を必死に捩るが、たとえ細くとも相手は男だ。びくともしないことにレコは涙を流しみつはの姿を追った。
おら、と鷺沼はみつはをベッドに倒す。
「痛い目に遭いたくなかったらおとなしくしておけよ」
そう脅すと、鷺沼は自分の服を脱ぎ始めた。
「レコちゃんに酷いことをしないで!」
みつはは押さえつけられているレコを心配するが、
「おまえは自分のことだけ心配してりゃいいんだよ」
服を脱ぎ終えてベッドに上がり込んできた鷺沼に
いつまで他人のこと気遣っていられるかな──そう言われ、ギュッと唇を噛んだ。
「準備はいいですね! それでは撮影スターッツ!」
番条が合図を出し、鷺沼が奮えているみつはに這い寄り──みつはが固く瞳を閉じた、そのとき。
──部屋が壊れた。
いや、入り口側以外の真っ白い壁が、外側に向かってゆっくりと傾いていった。
三方の壁は、まるで箱を展開するかのようにゆっくりと向こう側へ倒れていき──バタンと大きな音を立てて、完全に倒れ切ってしまった。
「な、何事だ!」
「わ、わかりません!」
番条らはなにが起きたのか理解できずにいる。
突然崩壊した壁に、なにがあったのかとただ驚いている。
そして番条が、先ほどまで壁があった場所の奥に、さらに空間が広がっていることにようやく気づいたとき。
暗くてよく視えなかった、その奥の空間に照明が灯された。
と、それと同時。
「サアァップラァァイズッ!!」
男の声が部屋の中に反響した。
◆
俺はゆっくりと歩いて行った。
ここにいる全員を殴り飛ばしたいという衝動を必死に抑えながら。
「サプライズならこれくらいやらないと記憶に残らないぜ?」
俺は呆けている番条、そして下着一枚でベッドの上にいる鷺沼に向かってそう言った。
「な、お、おまえは逢坂! なんでおまえがここに、い、いや、それよりここはいったいなんだ!?」
「みつは。レコ。お疲れ様」
俺は番条と違って事細かく説明してやる気などこれぽっちもない。
番条は放っておいて、まずは大変な役目を終えたばかりの二人──ベッドから駆けてきたみつはと、全身を硬直させている針金男の手から抜け出してきたレコ──を迎え入れる。
「上手にできていましたか?」
「んーんー!」
「大丈夫。バッチリだったよ。みつはもレコも最高の演技だった」
俺はレコの口に張られたテープをそっと剝がしながら二人を褒めた。
ぷは、と息を吐いたレコは
「怖かったですが、春臣さんのために頑張りました!」
レコが、練習が終わったときと同じように頭を出してくるので、サラサラの髪を撫でる。
「大成功ですよね。遥さん、紫雨さん」
俺が部屋の奥に向かってそう言うと
「ええ。みつはちゃんもレコちゃんも頑張りました。これがクランクアップなら花束を渡していたわ」
「お二人ともすべてを出してよく演じ切りました。みつはさんもレコさんもやはり本番で力を発揮するタイプですね」
カツ、カツ、とヒールの音を鳴らしながら前に出てきた二人も、みつはとレコをべた褒めする。
「ちょっと春臣君! 酷くないですか! 僕のことはスルーですか! 少しは褒めてくれてもいいんじゃないですか!」
向こうから聞こえてくる声に、
「はは! 友樹もよくやったって。裏では遥さんも紫雨さんも絶賛してたぞ!」
おまえは今日のMVPだと褒め倒す。
「お、おまえらいったい……お、おい! とりあえずここから出るぞ! おい井口! 早く鍵を開けろ!」
番条が逃走を図ろうとする。
「おい翔太! もういいぞ! 照明を全部点けてくれ!」
俺がそう言うと。
「あいよ!」
さらに部屋は明るくなり、ここ地下スタジオの全容が明らかになった。
「なっ! くそっ! こいつら嵌めやがったッ! ──どけッ井口!」
状況を飲み込んだ番条たちが出口に向かって一目散に駆ける。
が。
「は? 通すわけないじゃないですか」
井口君──友樹がそう言うと、奥の扉が開き、スーツ姿の男たちが数人姿を見せた。
「皆さん、お願いします!」
俺の指示で番条らがスーツの男に取り押さえられていく。
番条たちは大声で喚いて必死に抵抗するが、本職には敵わない。
俺は最後の一人が拘束されるまでしっかり見届けると。
「カメラさんもお疲れさまでした! そろそろ撤収の準備に入ってください!」
すると、数人のスタッフが、倒れた壁やベッドに取り付けていた超小型カメラを回収していく。
「葉山さん。今回はありがとうございました。これを証拠に一網打尽にしてくださいね」
俺は、俺の隣にやってきた葉山さんに頭を下げた。
葉山さんは現役バリバリの刑事さんで、遥さんの同級生だ。
どても真面目そうな、いい男。
ちなみに翔太の瞳孔が開いたのを俺は知っている。
「遥ちゃんからの頼みだからね。僕もお役に立てて良かったよ。まあ、今回の件に関しては囮と未遂だから追及できないけど、自白はさせられたから一気に片付くと思うよ。これから忙しくなるなぁ……というわけで、遥ちゃん? そろそろ……返事を……」
「あら。葉山さん。そういうのって国家公務員は禁止されているのでしょう?」
「わ、賄賂じゃありませんよ! 交換条件とかそういうんじゃなくて僕はいたって真面目な恋愛を──」
「葉山くん、今回は助かりました。おかげで春も本家と少し繋がりが持てましたしね」
「そ、それなら10年前の返事とまではいかなくても、せめて食事くらいは……」
「相変わらずお行儀の悪い刑事さんですね。灯と食事に行きたいのであればまずはマネージャーの私を通していただかないと」
「し、紫雨さん……僕は灯ちゃんじゃなくて遥さんとして──」
「ほら葉山さん。部下が待っていますよ? 番条議員が出てくるでしょうから大変でしょうけれど、屈せずに頑張ってくださいね? 春も彼に最後の挨拶をしてきたら?」
「遥ちゃん、またそうやってはぐらかす……まあ番条なんて、もっと怖いお方に目を付けられる方が僕はごめんだからね。ね? 春臣君。さあ、番条に一言いいに行こうか」
断られ慣れているのか、葉山さんはそう落ち込んだそぶりもみせずに俺の肩を叩いた。
「そうですね。あいつとはこれで最後でしょうから。みつはとレコは疲れただろうからここで待っててくれ」
俺は遥さんたちに断ると、葉山刑事と一緒に番条のところに向かった。
「逢坂……おまえやってくれたな……」
「お。友樹お疲れ。迫真の演技、もう最高だったよ。内申点欲しさに奇行に走る秀才。はまり役だったな」
俺は歯ぎしりする番条を無視してきょうのMVPを労った。
「途中で変なのに絡まれたときには焦ったけど、結構よかったでしょ?」
「それも含めて文句なしのMVP。みつはもレコも本気で怖がってたんじゃないか?」
「そうやれって指導したのは春臣君じゃないか……僕もちょっとやり過ぎかなとは思ったけど」
友樹がポリポリと頭を掻く。
「逢坂! 俺たちをこんな目に遭わせて親父が黙っていないからな!」
「あ、いたんすか? ええと、番条……先輩でしたっけ。いやあ、今日は災難でしたね」
「おまえ、俺が誰だかわかっていないようだな……こんなことしたおまえら全員──」
「へえ。どうなるんだ? 葉山刑事。こいつこの期に及んでまだこんなこと言ってますけど」
「お、おまえ刑事か! だったらわかるだろ! 俺の親父は国会議員の番条浩一郎だ! 理解したらはやく解放しろ! 親父に知られたらおまえら全員首切られるぞ!」
「ん? 番条議員ならもちろん知ってるさ。でもな。まだ若造のおまえにはわからないだろうが、上には上がいるんだよ、この世界には。今まではやんちゃしてもパパが庇ってくれたんだろうが、さすがにおまえのパパでもどうにもできない人物がいるんだってこと、魂に刻んどけ」
番条は葉山さんの言葉の意味を理解したのかしていないのか、押し黙った。
ただ、父親の力が及ばない、ということは薄々気づいたようだ。
赤かった顔が青ざめている。
「で、春臣君。お父さんには『葉山が頑張っていた』ってちゃんと伝えてくれよ?」
葉山さんが手もみしながらすり寄ってくる。
「ははは。だから僕はもう逢坂とは関係ないんですって」
俺は笑いながらそう言うが、
「君がそう割り切っても、世間はそうはいかないよ。現に今回だって君のお父さんが──」
「ちょっと待て! 逢坂って、あの逢坂なのか!」
俺と葉山さんの会話に番条が食らいついてきた。
「さあ。なにを言っているのか。あ、そうだ番条。一つ聞きたいんだが──」
「おまえ、まさか逢坂の──」
「──俺のサプライズは気に入ってくれたか?」
「あ、逢坂ぁっ!」
俺は叫び続けている番条を無視して
「おい鷺沼」
うなだれている鷺沼に声をかけると、鷺沼は視線だけを俺に向けた。
鷺沼はすべてを覚ったのか、諦めた目をしている。
俺はそんな鷺沼に顔を近づけると、
「ということになりましたけど、なにかあります?」
おちゃらけた口調で揶揄う。すると鷺沼は悔しそうに顔をそむけた。
「あとおまえ、白のブリーフには笑わせてもらったぞ」
鷺沼にとどめを刺した俺は針金男の前に立つと、
「おい。これからは女性にはもっと丁重に接しろよ」
レコにされた仕返しと、顔面に頭突きを食らわせた。
針金男は、うっ、と顔を歪める。
「さて葉山さん。もうこいつらに用はないんで連れてっちゃってもらえます?」
「ああ、わかった。おい! 連れていけ!」
葉山さんが命令すると、番条らは私服警官に連れられていった。
「さあて。じゃあ俺は明日の準備をするかな!」
大きく伸びをした俺は、遥さんと紫雨さん、みつはとレコ、そして翔太と友樹とともに遥さんの所有するスタジオを後にした。
地上に出るとスマホが着信を知らせた。
相手は×××。
俺は電話に出ると、
「親父。今回は力を貸してくれて助かった」
今回の礼を言い、
「ああ、約束は守る。祥子さんがいないときに一度帰るよ。じゃあな」
実家に帰ることを了承して通話を終えた。
「春。これから忙しくなるわよ」
そう笑う遥さんに、
「もう覚悟はできてるよ。遥さんと、あの人のために──」
俺は、紫雨さんと今日の感想を言い合っているみつはとレコに目をやった。
冷酷王子などと呼ばれていたようですが今からでも遅くないと心を入れ替えることにしました
完
────────────────────────────────
これにていったん完結となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
後日、春臣主催の食事会など、後日談をいくつか投稿できたらと考えています。(姉とのことも含めて)
それではまた。
冷酷王子などと呼ばれていたようですが今からでも遅くないと心を入れ替えることにしました 白火 @seeds
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