手練れの書き手がしっかりユルむと、一周回って凄味になる

出だし、一行目を読んで「こ、これは一体……」と思われたあなた。
1万字弱のこの短編、最後まで読んで、決して損はありません。
きっとどこかにあるのだろうこの駅前に、僕は佇んでみたくなりました。