短編として、非常に綺麗にまとまっている秀逸作。作品としては完成していながらも、主人公たちの行く末に想像力が掻き立てられました。こういう作品、大好きです。
両親を亡くした少女と、一晩で記憶がなくなる旅人の少年。偶然出会った二人がただ語り合うだけのお話。それなのに、まるで人生における大事なことを教えてくれる教科書みたいに思えて、切なくともほんの少しの前向…続きを読む
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