人を愛するってどういうこと?その心を、それぞれの一編に感じることができる、短編集でした。第十四話は、とても、愛しく感じらされました。
小さな物語……掌編のつらなりは、きっとどこかに繋がっているのだと思う。幸せな未来だったり、切ない過去だったり。描かれている登場人物の息遣いがとてもリアルで、短い物語なのに、まるで夜空に浮かぶ星たちのように……読者に豊かな広がりを見せてくれます。百合の世界への入口としても、おすすめです♪