めめんともり
たびー
第1話 めめんともり
朝テレビのスイッチを入れると、ニュースキャスターが「おはようございます。世界の終わりまであと七日になりました」と言う。
黒縁の眼鏡をかけたキャスターは、感情を込めずに原稿を読み上げた。
そう言えば、今日からだったかと真吉は郵便受けから取って来た地元紙に目を落とした。
政府の実験『めめんともり』が東北三県ほか中部・四国・九州の一部で実施が開始されるという記事と、連日の真夏日で水遊びする子供たちの記事が隣り合って載っていた。記事には恒例の準備のために買い物で混雑する店やガソリンスタンドの写真が添えられている。
「
紙面から顔をあげると何かが焦げる臭いがして、思わず居間から台所のほうへ振り返る。
「ちょっ、樹ちゃん」
ガスコンロの前に立つ同性パートナーの樹が、あっと小さく声を上げて火を消した。薄く煙がこもる台所へ駆けつけた真吉が、あわてて換気扇を回す。
フライパンの中に、黒こげになったベーコンがあった。
「ごめん、作り直す」
まん丸い顔、頭のてっぺんに髪を一房ふわんと立てたソフトモヒカン、見た目のいかつさに釣り合わない色白の
「いいよ、卵かけご飯にしよう」
真吉は冷蔵庫から手際よく卵や漬け物を出して居間の座卓へと運んだ。肩越しにそっと後ろを見ると、樹がのろのろとみそ汁をよそっていた。
昨日のことが尾を引いていることが、真吉には痛いほど分かった。帰り道、トンネルを抜けたとき、自宅の玄関に灯るあかりを指さして「家がみえる」というまで、何もしゃべらなかった樹の横顔を思い出した。
テレビを見ながらの朝食は、いつもより会話が少なかった。
「本日より各地で始まる『めめんともり』は、世界が残り七日と想定し、個人の生と向き合い、人生について考えていただく一週間です。メメントモリは、ラテン語で『死を忘るなかれ』という意味です」
七三分けのキャスターの声に二人して耳を傾けている。
『めめんともり』は二年前から年に一回、ひと月かけて順繰りに各地で実施されている。
最初こそ混乱があったが今は慣れたもので、どの家庭もぬかりなく準備している。『めめんともり』の間は緊急対応の消防や警察、当番院以外の企業や学校は完全に休みとなる。大切な人に会いに行ったり、やりたかったことをしてみたり、どう過ごすかは個人の自由だ。
「真吉くん、車のガソリン大丈夫?」
「昨日満タンにしといたから平気だよ」
本家への挨拶の帰りによったガソリンスタンドのことを樹は覚えていないようすだった。『めめんともり』の期間、これまでなら公共交通機関は減便程度だったが、今回から完全に休止となる。ガソリンスタンドも休みに入る。田舎暮らしでは車への給油は必須事項のため、昨夜は長い順番待ちの車列ができていたようだ。
本家での気まずさを引きずっていたので、車列の意味も考えなかった。給油が終わるまでの時間、現在地に動きのないカーナビばかりが車内に灯りをともしていた。
「樹ちゃん」
真吉の問いかけに、ようやく箸を止めて顔をあげると目を合わせずに醤油差しを取った。
夏の朝のさわやかな風が、開けた縁側から居間と台所を通り抜けていく。
遠くから聞こえるカッコウの声が裏山にこだました。
「ごめんな。余計な気苦労かけさせちゃったね。本家のことは忘れて。機械もあるし、男二人いれば農作業だって不足はないから」
真吉の言葉に樹は、ぎこちなくうなずいた。
「でも」
真吉よりも大きな背中を丸めて、樹はうつむいた。
「今は同性婚だって法的に認められているんだ。それに、こんな山奥で農業始めちゃうような親父の息子だよ、おれは。本家の連中は端からおれが変わり者だって諦めてるさ」
仏間に飾ってある両親も、諦め顔でうなずいているような気がする。
高校を卒業してから家から飛び出し、親の葬式のときにしか帰って来ず、五十すぎて戻って来たと思ったら、一回り年下の同性のパートナーを連れていた。
本家の大叔父は、まるでバケモノでも見るような目付で、真吉と樹を見た。
両親が亡くなってから家と墓を管理してもらっていた手前、いちおう結婚の報告をしにいったが、いらぬ気づかいというやつだったのだ。
真吉は卵かけごはんをかっ込み、茄子と茗荷の味噌汁に箸をつける。
「おれは今さら親戚との付き合いとか、いらない。昨日のことでけじめはつけた。樹ちゃんがいればいい」
真吉のはっきりとした二重の瞳が樹を見つめた。樹は目を潤ませ唇を引き結んでうなずいた。
「一緒に暮らそう。お互いに爺さんになるまで、ここで……。やっぱり樹ちゃんの料理は美味いな、この味噌汁サイコー」
「とってつけて言わなくてもいいよ。素材がいいのよ。都会で買う野菜とぜんぜん鮮度が違うから。茗荷や大葉が庭で採れるなんて夢みたい」
樹は微笑むと、ようやく食事を始めた。
「今日はどうする? でかける?」
樹は真吉へ小首をかしげて尋ねた。
「前回の減便のときでさえ、みんな車で出かけるから渋滞ひどかったじゃん。市場も休みだし、野菜の出荷もない。田圃の水を見てくるよ。それから草刈りかな。樹(いつき)ちゃんは?」
「家の片づけをしたい。梅雨寒の時期も過ぎたし、もう冬物は完全にしまっていいっしょ」
真吉は思わず吹き出しそうになった。
「世界があと七日で終わるっていっても、ふだん通りの生活が一番って」
「そんなもんじゃない? そういえば、あのおじさん。今日も家の前でレモネードスタンド開いているかな」
去年の『めめんともり』の時に偶然見つけたレモネードスタンドの話を樹は持ちだした。車で出かけて渋滞にはまり、脇道にそれると住宅街が広がっていた。そこになぜかレモネードスタンドがあったのだ。
「いいよね、小さいお店屋さんも。子どもの頃からやってみたかったって。期間限定、子犬付き」
呼ばれと思ったのか、縁側にひょいと三角の耳を立てた金色の毛並みの犬が顔を出した。
「そうか、レモンが家に来てもう一年か。なんだかんだでレモネード二杯と一緒に押し付けられたけど」
「熊よけになってる。なにより、カワイイ!」
真吉と樹は顔を見合わせて笑った。会話と共に食事も進む。犬のレモンは縁側にあごを乗せている。
「やっぱり、わたしも一緒に畑に行く。夜はラタトゥイユ作りたい。トマト、たっぷり入れて」
「そりゃ夕飯が楽しみだ。よかったな、レモン。樹パパも畑に行くってさ」
まるで答えるように、レモンはわんっと鳴いた。
「おやつとお茶も持っていこうね、レモン。真吉パパはいつでもすぐにお腹がすくんだから」
テレビはいつの間にか、朝のドラマに変わっていた。
◇◇
朝テレビのスイッチを入れると、ニュースキャスターが「おはようございます。世界の終わりまであと七日になりました」と言う。
真吉はストーブを消して時計を見た。早起きしたにも関わらず、タイヤ交換をしているうちに七時を過ぎてしまった。雪道では総合病院まで二時間はかかる。
樹が管理していた箪笥の中は、きちんと整えられていた。大判のバスタオルや樹の下着はすぐに用意できた。大きな紙袋に詰めるのももどかしく、寝室を出た。
こんなときに『めめんともり』にあたるなんて、とんだ不運だ。真吉は心底腹が立った。それに、今回から公共交通機関の完全停止のほかに、電力の供給にも制限をかけるという。
早すぎる初雪に戸惑う。灯油や薪がこころもとない。食料も買い置きと保存食でなんとかするしかない。ひとりきりなのが、不幸中の幸いとは皮肉なものだ。
テレビでは、街頭インタビューが流れている。
《めめんともりの取り組みで生活は変わりましたか?》
《ええ、家族の大切さがよくわかりました。それに、やりたいことを先送りしないこととか》
六十代くらいの女性は、口元を隠すようして恥ずかし気に応えている。
「言い出しっぺは誰だかしらんが、ヒト死にが出るぞ」
何がおもしろくて、世界の終りを語るのか。人々が互いに助け合うよう、仕向けているのか。
真吉は消されたストーブの前に陣取るレモンを撫でた。
「ちょっと寒くなる。ごめんな、樹パパのとこへ行ってくる。いい子でいろよ」
知ってか知らずか、レモンが鼻を小さく鳴らした。真吉は薄い唇をかみしめると、ダウンを羽織り車へと向かった。
◇◇
朝テレビのスイッチを入れると、ニュースキャスターが「おはようございます。世界の終わりまであと七日になりました」と言う。
総合病院のロビーで、紙コップのコーヒーを飲みながら真吉はテレビを見あげた。
「今年は秋だから、まだいいか。稲刈りも終ったし」
列島各地の風景が流れたあと、『めめんともり』はいかに人生を見直して豊かにしたか、識者が解説をしている。
「頭のいい連中の話はわからないな」
独り言ちすると、飲み終えた紙コップを捨てて樹の病室へ向かった。時刻は七時半、テレビの放送も自販機の明かりも消えた。
二人部屋の窓際のベッドに樹は眠っている。二年前、農作業がすべて終わった晩秋にいきなり倒れてそれきりなのだ。
「樹、気分はどう。今年は豊作だったよ。それに、稲刈りをさ、本家の人たちが来て手伝ってくれた」
山間で稲を育てている真吉の田はほとんどが棚田で、機械が入れないほどのサイズだ。どうしても手作業が中心になる。農作業は重労働だ。孤軍奮闘する真吉に本家は手を貸してくれた。
樹は真吉よりも上背があり、働き者で文句ひとつ言わずに慣れない農作業をしてくれた。
それでもやはり都会で生まれて都会で育った樹には、農家の仕事は大変だったのだろう。
真吉は樹の田舎での暮らしは、きついことばかりではなく、楽しいこともあったはずだと思いたかった。
たとえば自分で育てた米を初めて食べた時の顔。炊きたてのご飯を口にして、目を丸くし肩をふるわせた。そしてそのまま明太子をおかずに、たて続けに三杯平らげてしまった。
――こんな美味しいご飯、初めて食べた。新米ってほんとうに甘くて美味しいんだね。
採れたての野菜や、山菜・茸といった山の恵を使って、料理の腕を存分に振るっていた。
飲食業やショービジネスに身を置いていた頃より、田舎で暮らしてからの樹のいきいきとした表情は嘘ではないだろう。
「おれの我儘に巻き込んで、ごめんな」
病室は朝を迎えたというのに薄暗い。電気の供給が制限されている。
「機械は動かしてくれているんだな」
モニターで樹のバイタルを観察できるようになっている。緑と赤の線の変化は、樹が命を保っていることを知らせてくれる。
医療関係者も交代で休みに入り、人手が減っている。『めめんともり』のあいだ、真吉はほとんどを病院で付き添う。
「レモンがさ、おれに家の中の扉を一つ一つ開けさせるんだ。樹ちゃんがいないか、なんどもなんども見て回る。しまいには諦めて、樹ちゃんの座布団のうえに寝ころぶんだよ」
すっかり大きくなったレモンは、さびしいのか夜は真吉と一緒に眠る。病院から真吉がもどると、しばらく靴や上着を嗅ぎまわる。樹の匂いをかすかに感じるのだろう。じぶんを可愛がってくれたひとをレモンは忘れてはいない。
「春になったら山羊を飼おうかと思うんだ。草刈りする手間が省けるから」
これから長い冬を迎える。春はまだずっと先だ。
いっそのこと本当に世界があと七日で終わるならいいのに。
真吉は樹の大きな手に自分の手を重ねた。
◇◇
朝テレビのスイッチを入れると、ニュースキャスターが「おはようございます。世界の終わりまであと七日になりました」と言う。
山の上には、青空が広がっている。生い茂る木々は緑を濃くし、蝉の声が朝からうるさいほどだ。
ネギを刻む真吉の手が止まる。事前の告知はなかったような気がしたが、今日から『めめんともり』なのか。
今までの経験から、食料は備蓄してある。犬のレモンの食事もちゃんと間に合う。車のガソリンも、昨日の病院の帰りに満タンにしていた。別に不足はないだろう。
「『めめんともり』事業は」
続く言葉がしばらく途切れた。真吉は台所からテレビの音に耳を澄ました。放送事故だろうか。
しばしの間の後、続きを読み上げるキャスターの声がかすれた。
「『めめんともり』事業は終了です。これまでの取り組み、ありがとうございました。世界の終わりまであと七日です」
真吉は左手にネギを持ったまま、立ち尽くした。縁側のよしずの陰で、レモンがあくびをした。
真吉は首に巻いたタオルで流れる汗を拭いた。麦わら帽子を脱いで顔を仰ぐ。田の畔の草刈りはマメにしないと、すぐに草が伸びてしまう。
軽トラの荷台に置いたラジオから雑音まじりの声が聞こえてくる。
「世界のトップたちは、だいぶ前から知っていて隠していたんだ」
いつもは軽い口調で、ときおりおどけながら話すパーソナリティは、声を荒げていた。
「『めめんともり』なんて事業で、予行演習をさせていたんだ。社会の混乱を招かないように。でも、そんなのは無駄だったようで、すでに都市部では略奪が始まっている。外は危険で独り歩きなんて出来ないんだよ」
隕石がぶつかるらしい。それが七日後。いや、ぶつかる前に地球は砕けるらしい。だから、正確には七日も無いと。隕石のことは、世界の一握りの者たちは知っていた。知っていて、隠していた。知ってたところで、打つ手は何もないのは同じことだったろうけれど。
残り七日間と知らされて三日。電波障害が出ている。ラジオやテレビがいつまで情報を流すかわからない。ネットは早々にダウンした。
「こんなときまで、仕事しなくていいだろう」
ジャーナリストの責任感だろうか。そんなもんは捨てていいと思う。報道や放送機関に勤める者たちは、『めめんともり』には参加しなかったのだろうか。
「って、おれも人のことは言えないか」
真吉は持ってきた水筒の冷たい水を飲んだ。冷蔵庫に電力を供給しているのは、樹と暮らし始めたころ、面白半分で作った風力発電機のおかげだった。レモンは水路の水を飲んだ後は、山の奥へ駆け上がり遊びに出かけた。
「さてと、もう一仕事だ」
帽子をかぶりなおして草刈り機のエンジンをかける。昼食をすませたら、樹のところへ行こう。それまでには、遊び疲れたレモンだって帰ってくるだろう。
病院の入り口のガラスは割られていた。薬局や受付が荒らされ、薬やカルテが床に散らばっていた。売店をのぞくと、食べ物の棚はすべて空になっていた。それでも被害は昨日と変わらず、悪くなってはいなかった。
ただ、ずっと物がふるえる音が響いている。金属どうしがぶつかり合う音が、まるでドラムロールのように聞こえる。窓ガラスも小刻みに揺れてカタカタと音を立てる。隕石が近づいている影響だろうか。昨日から感じる振動は徐々に強くなってきている。
エレベーターのボタンを押すが反応がない。真吉はエレベーターの後ろ側にある階段を上った。一応、護身用にバットを持っている。三階にあがるまで、誰とも出会わなかった。
ナースステーションをのぞくと、看護師が一人机に突っ伏していた。奥のロッカーのかげに投げ出された足が見えた。おそらく二人とも死んでいる。
やれることが失くなったら、止めます……そう話していた看護師たちは最後まで樹たち患者を見守ってくれたのだ。
真吉は立ち止まり、深く一礼をした。
家から病院までの道のりで、亡くなった人を見るのは日に日に増えていった。
病室の窓はすべて開かれているのか、風が建物の中全体を吹き抜ける。もっともそうしないと、異臭で息が詰まるだろう。
昨夜まであった医療機器への電力供給がなくなったのはナースステーションを見て分かった。自家発電に切り替えていたようだが、燃料が尽き果てたのだろう。病院からは看護師も医師も姿を消した。残されたのは、自力では動けない患者たちだけだ。
「樹」
真吉は樹のそばへ行った。昨日閉めたはずの窓は開いていた。カーテンが風に翻る。夏至を一月前に過ぎた夏の日は、徐々に短くなっている。六時近くの西の空は赤く染まっている。
もういいだろう。ここにいても出来ることはないのだ。
「ずいぶん瘦せちゃったな。ようやく車が手に入ったんだ。バイクでの通いも、終わりだ」
世界の終りの発表直前に車検出した車は、慌てて取りに行ったら、すでに持ち去られた後だった。乗り捨てられた車を見つけてくるまで、五日かかった。
真吉はぎこちない手で、樹から管を抜いた。樹をタオルケットでくるむと、いちど樹を抱きしめた。入院以来、抱き合うこともなかった。真吉は、ようやく樹を取り戻したように感じた。部屋に備え付けてある車椅子に乗せようとしたが、考えればエレベーターは止まっている。
「ちょっと我慢してくれな」
真吉は痩せた樹の体を肩に担ぐようにして病室を出た。樹の汗の匂いと体臭を懐かしくさえ思った。まだかすかな鼓動を感じる。真吉は足元が波打っているような気がして、階段を踏み外さないよう一段一段ゆっくりと降りる。
下までたどり着くと、真吉はあせみずくになっていた。
「五階じゃなくて助かったな」
ロビーで一休みすると、こんどこそ車椅子に樹を座らせてエントランスに停めた車へ連れて行った。
「ほら、樹パパだぞ」
ドアを開けると、レモンが尻尾をちぎれそうなほど振った。樹を後部座席へ寝かせる。その足元にレモンが座わり、懐かし気に鼻を寄せる。
「樹、帰ろう。おれは明日も畑仕事があるけど。……いや、もう働かなくていいか。おまえとレモンと一緒にいればいいんだ」
人気の消えた街並みを過ぎる。きっと、家の奥で息を凝らしている者がいるだろう。テレビもラジオもここへ来るまでに停止した。静まり返った町、遠くに黒煙が上がる。
「帰ったら、体を拭こうな。それから髭を剃って。髪も切っていいか。たぶん下手だけど。それから、田んぼや畑も見るか。昨日、秋野菜の種を蒔いたんだ」
それから、と真吉はつづけた。
車は上下にゆすられながら、町から家に行くまでに通る長いトンネルへと入った。
車が激しく揺れる。真吉はハンドルを強く握った。
「あと少しで家が見えるから」
トンネルの出口からまばゆい光が差し込んできた。
光は車内にあふれた。真吉も樹も圧倒的な明るさの中に取り込まれた。
レモンが短く吠えた。
始まりを告げるように。
めめんともり たびー @tabinyan0701
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