それぞれの人物が、それぞれの立場なりに戦っているように感じて、素敵です。
モノがルドルフを守るために言葉を紡ぐのが、眩しく見えます。
そして、アルラーシュも今回の経験を経て、更に器量を増しそうです。
でも時は容赦なくそれを問うのでしょうか、今既にモノと共に在れるかが試されている気がします。
ここでの決断が、王子の将来を占うことになりそうですが、さて……。ドキドキします!
作者からの返信
めぐるわ様
コメントありがとうございます!
モノは誰かに守ってもらう必要はないほどの力があり、ルドルフのことも最初は「変な人に目を付けられた」くらいのものでしたが、自分を心配して探しに来てくれたことは嬉しかったようです。
アルについてもおっしゃる通り、大きな力を手に入れるだけで王として立つことはできるのか、国を導くことはできると考えるのか、という問題にぶち当たることになります。
いつもたくさん読んでいただき、本当にありがとうございます!
おお、つまりモノさんは所謂ロリバ(自粛)
これは王子ががっちりキープしそうな感じですね。
あと途中で気になる表記として「髪を上げらなければ」がありました。
作者からの返信
アクリル板W様
ありがとうございます。
そうなのです。モノは実はロ……(自主規制)です。
長い年月のほとんどは意識のない状態だったのと、起きてからも人間としての成長を望まれる立場ではなかったのとで、中身の成長は実年齢に伴っていません。王子やミリィの方がまだ大人かもしれません。
知識も与えられる機会がなかったので、設定の割には威厳がないですね。
期せずして転がり込んできた大きな力を、王子がどうするのか。見守っていただければ嬉しいです。
文章のご指摘、ありがとうございます!さっそく修正いたしました!
モノが政治に利用されるのが不憫ですね。
かつては神聖ネルティア、今度はアルラーシュ王子に。
ルドルフが盾になってくれれば良いのですが……
モノがいなくなった神聖ネルティアはどうなったのでしょう。
作者からの返信
北島様
コメントありがとうございます!
身も蓋もないことを言えば、行き掛かり上(物語の都合上とも言いますが)、モノを全く手駒としてカウントしないというのは不可能ですが、それでも目の前にぽっと現れた大きな力を軽々に掴んで良いものか、というのは人の上に立つ者として考えるべき所ではありますね。さてアルの選択は……
神聖ネルティアは大国ですのでモノがいなくなったからといって即滅んだりはしませんが、当然彼女を探してはいます。
最初の構想ではネルティアの追手を出すことも考えていましたが、長くなりすぎるので悩んでいます。
ここに至るまででも、思った以上に長くなったので……。
あらためて北島様の作品は素晴らしく無駄が削ぎ落とされていたのだなあと思います。