エッセイの域を超えている…

エッセイと聞くと、作者様の日常や思いの丈などを綴った作品を思い浮かべる方が多いでしょう。本作に関して、私も最初は同じような気持ちで読み始めました。
しかし私は侮っていたのです。本作はただのエッセイではない。カクヨムにおける人気ジャンルの特定や、同じ作品のジャンルを変えた場合のランキング変動、受賞作品の傾向などを数字をまじえ、トライアンドエラーの結果を緻密にまとめている…これはエッセイを超えたカクヨムの分析論と言っても良いのでは?カクヨムで小説を書く人々にはズバズバ刺さる情報の目白押しです!