第46話 『主要人物紹介』と『あとがき』

「【黒司祭】の人物紹介は私こと──スーパープリティヒロインのちゃんが、お送り致しま〜っす!」


「誰がスーパープリティヒロインなんだ……」


「レイさん、うっせぇですよっ! さぁて、最初のご紹介は──今軽く私をディスったのは主人公であるレイさんです! さぁ、主要人物の紹介に入りますよ〜♪ 作者さん──表示プリーズっ!」




【レイ】


 主人公。黒い瞳、黒髪で短髪。15歳。身長175cm。


 性格は大雑把で態度が大きい。世間知らず。

 母親達による過激な訓練の日々から脱却する為に田舎の故郷から逃げ出した。

 辿り着いた街で職業ジョブに就き、リディア教の司祭となる。


 このリディア教は戦闘集団の集まりだった。それに司祭に任命された事により、多額の上納金を納める事になる。


 レイは『黒の書』と言われる神器に選ばれ、リディア教の使徒にも認定されてしまう。この黒い本は神話時代に存在した者達が封印され、レイを助けて行く事になる?


 右も左もわからないレイを陰から支える助祭であるエマと物語を駆けていく。



【エマ】


 ヒロイン、紅い髪、赤い瞳、身長は150cm。胸は普通サイズ。性格は天真爛漫、守銭奴。

 魔眼『鑑定眼』を持っている。


 主人公レイと出会う前はリディア教の助祭として上納金を納める為に一人でお務めを果たしていた。

 ある日、リディア教司祭から使徒付きの話を父親に内緒で受ける。

 その為には使徒となる人物がリディア教に入ってもらわなければならない。


 そして、レイとエマの二人は出会い──エマの願望通りにお付きになる。


 これで上納金の束縛から解放されたと思ったエマだが、この使徒であり、司祭でもあるレイは世間知らずで無茶苦茶だった。


 振り回されつつも、頼りになるレイに心を惹かれて行くエマはこれからも──やはり、振り回されていくのだろう事が予想される。



「……私の……スーパープリティヒロインって抜けてるんですがぁっ!?」


「いや、それいらねぇだろ……次は誰だ?」


「もちろん『黒の書』の人達です! さぁ表示カモンです!」



【スレイ】


『黒の書』からレイが一番最初に出した存在。

 ダインスレイブといわれる神話時代の魔剣で人化するとスレンダーボディのスタイル抜群の紅い瞳、紅髪ロングのお姉さん。彼女自身もそれなりに強く、戦う事が可能。


 剣状態では真紅の刃で見る者を惹きつける。一度手に持つと持ち手は誰かを斬るまで止まらない。血を吸収する特性もある。


 レイによって召喚された際にひたすらゴブリンの血を飲ませられた苦い記憶がある。


 神話時代には持ち手がリディアと敵対した際に『黒の書』に閉じ込められた。


 余談だが、人型時にエマと共に街に戻った時、姉妹と間違われていた。



【ベル】


『黒の書』からレイが索敵用に召喚した暴食の王ベルゼバブ

 神話時代でリディアと敵対し、封印された一人。

 7つの大罪の一つである『暴食』の一人で大悪魔。


 蝿を分身として自在に操るのだが、実際の所本気はまだ出していない。


 大悪魔なのにレイや他の『黒の書』の人達のお守りをする事があり、面倒見は良い方。とても昔に悪い事をした悪魔とは思えない。


 エマと同じくこれから苦労しながらレイと付き合っていくのかもしれない。


 余談だが、ベルは街を散策しているとお姉さん方に声をかけられまくるぐらい美少年だったりする。



【ベス】


『黒の書』に封印された危険な幻獣である【地獄の番犬】ケルベロス。


 3つの首を持ち、各々の首から炎、氷、毒のブレスを吐きだす凶悪な幻獣。大きさもかなりあるが、子犬にもなれる。


 当然ながら人型にもなれる。その際は3人の5歳ぐらいの幼な子になる。


 レイは識別名称で──


 炎のブレスはアルファ(性格は明るい)


 氷のブレスはベータ(性格は冷めている)


 毒のブレスはガンマ(陰キャ)


 と名付ける。


 可愛らしい子供の姿をしているが、容赦なくブレスを吐く。




「こんな所ですかね!」


「けっこう雑だな……」


「それは作者に言って下さい! まぁ、主要なキャラクターはこんな感じです! きっと未来のエマちゃんはレイさんのお嫁さんになって幸せな日常を送るんです(うっとり)」


「いや、それはねぇだろ……」


「……夢ぐらい見させやがれですっ!」


「まぁ、とりあえず──俺達の物語は一旦終わりになるな……」


「はぁ……まさかここまで私達に人気が出ないなんて……これも全ては作者のせいですね! でも──もしかして人気が出れば続編とか出てくるんじゃねぇですかね!? 『黒の書』からまだ出てない人とかいますよ? それにあの聖女も怪しいです!」


「……まぁ、こればっかはどうなるかわからんな。とりあえず──」



「「お読み頂きありがとうございました!」」






【あとがき】




 本作をお読み頂き誠にありがとうございました。


 きっと、読者様の大半は「ここで終わるんかいっ!」というツッコミが聞こえてきそうですが、一応ここで終わりになります。


 きっと、この先もレイとエマのコンビは旅の行き先でトラブルを起こしつつサラッと解決していくでしょう。他にも色々な出会いをして上納金を納める為に奮闘しつつ、スローライフを目指していくんじゃないでしょうか(^^)



 さて、本作【黒司祭】はストレスフリーを意識して書いた作品ではありますが、当初は異世界ラブコメ、スローライフがメインになる予定でした。コンテスト用に10万文字前後にとどめる為に路線変更して強引にまとめています。かなり短期間(10日程)で書き上げていますので多少おかしい部分とかあるかもしれません。


 私の作品はweb向きに作成しておりますので背景描写などはけっこう省いております。今作も同様です。会話メインのサラッと読めるようにしたつもりです。


 お楽しみ頂けたなら幸いです。


 ここまでお読み頂けた方々には感謝しかありません。ありがとうございます。


 賛否両論あるかと思いますが、もしお手に取り『面白い』『応援してやってもいいぞ』と思われた方がおられればフォローや★評価、レビューなどでカクヨムコンを是非応援して貰えると幸いです。


 書き手にしかわからない事ではありますが、評価やフォロー、感想、レビューというのはとてもモチベに繋がります。


 良い作品は私も数多く見て来ましたが、日に当たらずに埋もれてしまい、エタったり、筆を折る方もけっこういます。


 もちろん読み手の方にも拘りがある事も、好みがある事も承知しております。


 数ある作品の中、目に止まり見て下さった方々の中には物語の内容が気に入らないから時間を無駄にしたと言って、煽ったり、酷評や文句をコメントやレビューに書かれる方もいます。


 当然ながら私もそういうのは既に経験済みです。まぁ、私の作風も好みが分かれやすいので。


 出来れば書き手を応援するような気持ちで読んで頂けると嬉しく思います。ハズレだなと思われる事もあるでしょう。


 しかし、それでも読まれて少しでも面白いと感じたら応援の意味も込めて読んだ作品に★やフォロー、感想など送ってあげると作者はまた面白い物語を作ってくれるかもしれません。


 当然ながらトロの作品も応援してくれると嬉しく思います₍₍ ◟(∗ˊ꒵ˋ∗)◞ ₎₎

 

 新作である──


 オペレーション✖️シールド 〜僕だけが使えるスキルの裏効果と派生を駆使して最強を目指したいっ!けど、何故か艶っぽい声に耐える日々に……〜


 も投稿しておりますので是非ご覧下さい(^^)


 異世界ファンタジーでエッチな要素有り、ラブコメ要素有り、王道展開、スキル要素有り、コメディ&シリアス要素も当然ながらあります。


 作者的に面白いと思います(^^)


 そして、視点変更がけっこう入るという初試みの部分もありますので、また【黒の司祭】と違った楽しみが出来るかなと思っています。


 ジャンルは最後までラブコメと異世界ファンタジーで悩みましたが、あえて競争率の高い異世界ファンタジーで勝負します。人気が出なかったら正直どちらも変わりませんしね……。


 トロの作品はテンプレを意識しても外れていくので好みの方がいれば嬉しいです。


 次作も当然ながら自信作のつもりですので★やフォロー、レビューなどでカクコン応援して下さい(^^)



 ここまでお読み頂きありがとうございます。


 というか、ここまで読まれた方は面白いから読んでくれてると思うので、下の★★★も忘れずによろしくお願いします₍₍ ◟(∗ˊ꒵ˋ∗)◞ ₎₎

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黒の司祭〜司祭になった男は上納金を納める為に可愛い助祭と本に封印された『モノ』達と共に布教しながらお務めします〜 トロ @tonarinotororo

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