現時点の最新話『カリーの香る探偵譚 第1回』まで読んでレビューしています。
ミステリーが好きだけど、なかなか本格派な長編を読む時間がない……そんな人にオススメの作品です。
なるほど!と思える結末をちょっとした短編(1〜2万字程度)を読むくらいの感覚で得ることが出来て、大満足です。
『遠野はまだ朝もやの中』は妖怪の話が織り交ぜられているし、『野口英世の娘』は大正時代の雰囲気が色濃く感じられて面白かったです。
『カリーの香る探偵譚』はシーメンスとか出てきて、この時代から日本で話題に上がるような大企業だったんだなーとか思いながら楽しく読みました。
最近大人気な某アニメでも舞台になっている大正時代。この時代に少し興味があるな……という人にもオススメかも。