2章29話まで読んでの感想更新
話を読み進めて主人公が理不尽な出来事に巻き込まれるたびに世の中を一番よくわかってたのが村人だったんだと実感する。
村人の唯一の誤算は職業判定で呼んだ人の引きの悪さくらい。
判定の結果を秘密にしたいのに知られたくない側の偉い人物が田舎の村に来るとは運が悪かったとしか言えない。
話としては一昔前に流行ったラノベのノリが好きな人にはささるかもしれない。
話の展開を進める都合上仕方がないのかもしれないけれど、強さの尺度に疑問を感じる点や王族母娘の面の皮の厚さ等々から目をそらせば話のテンポがサクサク進んでいく点で良い作品。
ヒロイン?の好みはかなり別れる作品だと思う。好感度マイナス振り切ってる状態から、料理が下手、選民思想や上級民意識が全然改善されない等。
これでもかというヘイト要素を追加してくる。
主人公というか、読者の、好感度がここからどのように上がるのか、そこは楽しみです!
いまのところザマァも微妙な感じでそこまでスッキリしない。主人公はトラウマ持ちで渋々ヒーローやってる感じで、ヒロインへの態度、キャラとしての魅力も中途半端。主人公が最強だから周りが気を使う、拘束しようとするなど、悪意と自己満足しか持たない人間しかいない世界に見える。
読み続けるにはもう少しなにか欲しいと感じますが、今後の展開次第でものすごく面白くなりそう、そう感じる作品です。