ゆめで祖父に会って、現実で泣いた話
比良
起きて記す
ゆめをみた。
何気ない日常に祖父がいるゆめ。
状況はよくわからないけど、
たしかに死んだ祖父が、みなれたソファにころがっていた。
見た目は少し若々しくて、子供の頃に見ていた祖父のすがただったのかな。
ふつうはいないはずの人がいたら怖いのかもしれないけど。
おばあちゃんにきいてみたら。昨日、帰ってきたのよってまるで当然のことみたいにいうから、まったく怖くなかった。
わたしはこんらんして、でもとてもうれしい気持ちになった。
とても尊敬していた祖父にもう一度あえたのだから。
目が覚めた。わたしが見ていた祖父はゆめだったってはっきりわかったはずなのに。
少しだけ暖かい涙が出る。
ゆめで祖父に会って、現実で泣いた話 比良 @hira_yominokuni
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