新しいショートショートを書きました。童話の体裁ではありますが子供にはあまり読ませたくない作品です。
この作品は反出生主義という考え方に触発されて書いたものです。これは、『生まれることおよび子を持つことを否定的に価値づけ、子を持つことを道徳的に悪いと判断する倫理的見解』(by wiki)のことです。これは人生には多くの苦しみがあるのだから、生まれたものが苦痛を味わうのは必然であり、それは道義的責任にもとるという考えから来ています。
本作品は反出生主義に対して否定あるいは肯定的な結論を導くものではありません。しかし、あなたがこの物語に対して肯定的な感想を覚えるか、否定的な感想を覚えるかによって、あなた自身がどちらの立場にあるのか浮き彫りにするかもしれません。
皆さんがどのように感じるかとても興味があるので是非感想をお願いしたいと思います。
↓作品リンク
https://kakuyomu.jp/works/16816452221247548479