美男美女ありがとうございます

いろは

美男美女ありがとうございます

 城下町の6区。城から少し離れた場所にあり不便が多いが、治安が悪くないのはそこに住む人達が楽しく暮らしているからだろう。

 

 だが私がここを選んだ1番の理由はーーー...。

 美女とイケメンが多いからだ!!


 あ、金髪ユルフワが揺れる美女の笑顔、猫と戯れるイケメン。目の保養、眼福、今日もありがとうございます!!


 街中をニヤニヤしながら歩く私は、不審者に見えないのはこの可愛い愛犬のおかげです。時々愛犬の冷たい視線を感じるが今はなんとも思わない。


 追いかけっこかな?美少女と美少年で背景も輝いて見える。まぶしすぎる、元気いっぱい若いわあ。


 今日は暑いから湖で泳ぐんですね。ボンキュボンで鼻血出そうです。日焼け止め全身に塗らせてくださいと言いたい。すべすべの肌触りたい。隣のお友だちはシックスパックが美しい。腹筋だけじゃない。手足、いや背中がいい!!あの背中にオイルを塗りたい。


 あそこの男性ナマコ見て怖がってるけど可愛い‼️何もしなければ大丈夫よ。怖いことはない。


 あっちの集団はなにやってる人たちなの。ゴリゴリのマッチョで筋肉すごい。溺れた儚げイケメン助けたんですね。姫抱っこできる筋肉素敵です。



 「離して、たむぐ」


 美少女の助けを求める声が聞こえたような気がする。あっちか!


 美少女の口を手でふさぎ泣かせている男に、縄で腕を縛っている男、袋を持つ男達を見て私は真顔になった。


 「行け愛犬。イエスロリショタノータッチー‼️」


 愛犬に命令を下し大きな声をだしながら跳び蹴りを縄の縛りプレイを強要しようとしている男に食らわした。


 愛犬よさすがだ。袋男の服を破いて袋をかぶしてるじゃないか。この男も服破って入れちゃおうね。美少女の口を塞いでいる男を見てニヤリと私は笑うと男は震え始める。


 「次はお前を袋に入れて、縛りプレイで自警団の所まで連れていってあげるよ」


 顔面わしづかみにしてー、同じように服破ってー、あっ入んない。縄長いがら縛って袋に縛り付けるか。


 「あの、ありがとうございます」

 「無事でよかった。こいつらは私が連れていくから」


 美少女の笑顔見れて幸せです。

 今日もありがとうございます。

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