第4話 コンビニ寄りたい
村から歩き始めて1時間、、、
「あつーーーい!」
大声で叫んだ悠真だが、今度は誰に何を言われる事もなかった。なぜならここは所謂砂漠だったからだ。嘘だろ、と嘆きながら王都に向かって歩くしかないのだった。
「てか、後どんだけ砂漠続いてんだよ。」
だが、悠真には歩く以外の道は見えなかったのだ。
そう。悠真は憧れていた異世界にワクワクが止まらずこれから自分はどのように異世界をエンジョイできるかに、思考の8割を費やしていたのだ。でも、今の悠真にはその残り2割に問題があったのだ。
なんと今の悠真は空腹だったのだ。
「クソ!コンビニの1つも無いのかこの世界は。」
既に悠真のお腹は絶頂だった。
「あ〜フ◯ミチキ食いて〜 いや待てよ。Lの方も捨てがたいな。」
以前食べていた、食べ物たちが脳裏をよぎる。
唯一残っていたお茶も既に飲んでしまっていた。
「あー。もうダメだ、死んでしまう。」
照りつける日差しにクラリとしながら、一筋の光を見つける。
緑色の物を見つけまさかと思い走り出す。
「あれって木か!ってことは泉とかあるかも!」
と、走り出しておよそ13歩目。気がついたら僕は意識を失っていた。
最後に覚えているのは前身に強い衝撃を受けたこと。
「確か、僕は砂漠の上でぽっくりと」
って、死んでないわー。なんて突っ込んでくれる人もいないので心のなかで。
だが、そんなノリツッコミをしたのも、それは目の前に木が広がっていたからだった。
「え、、、なにこれ?」
大凶でも異世界で無双できますか!? Reign @yuonmi_Emaru
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