【OGB企画】王道BLの沼 〜私の好きをぎゅっと詰め込みます！〜

「あとがき」でーす。

　さて、ここまで読んでいただきました皆様、本当にありがとうございました。BL作家である私の、卑猥な妄想にお付き合いいただきました笑

　この作品はＯ（オゲレツ）Ｇ（ガッツリ）Ｂ（ＢＬ）企画に則って、執筆いたしました。

　最初は猛烈に悩んだんです。確かにいつもお下劣なことばっかり考えている女なんですけれども、こうも真っ向から「お下劣ガッツリね」と言われると、どうしたものかと悩んでしまったのです。この企画に参加すると決めてから、しばらくの間は、かなり悶々とした日々を過ごしてきました。

　そこで私に光を与えてくれたのがやまくる実さんのエッセイ。くる実さんの好き好きシチュエーションを切り取って書かれていたものでした。

　——自分の好きなところだけ、ちらっと書いちゃえばいいんだ！

　各話読み切り、いやいや。中途半端で終了。続きは読者の皆様の妄想しだい——なんていう雑な企画です。それでも、こうしてたくさんの方に温かいコメントを頂戴したこと、嬉しくて涙が出ました。

　この作品の面白いところは、コメント。私が投げた妄想の種について、みなさんが続きを妄想してくれたり、その背景を妄想してくれたり。みんなで作品の世界が深まっていくのは大変面白かったと思うんです。

　連載は終了しても、妄想コメントは随時募集中。むしろ、続きを書いてもらいたいくらいです。

　この企画。ネタとしましては、もう無限大にあるわけです。実は他にも「死ネタ」、「痴漢ネタ」、「眼鏡をとったら美少年ネタ」、「媚薬ネタ」、「わんこ攻め」、「総受けネタ」、「ヤンデレネタ」などなど。まだまだ書きたいのは山のようにあるんですが、それを始めると、延々と続いてしまいます笑

　今回はこの辺にしておこうかと。書きたくなったり、リクエストが来たり、今回書いた作品を中編くらいにしてみたり……そのうち何かをするかも知れませんが、その時は呆れずに、お付き合いいただければと思います。

　最後まで読んでいただきまして、ほんとうにありがとうございました。

令和３年５月３１日　雪うさこ拝