異世界を救って帰ってきたら、そこはなぜだか『お江戸』だった――

大魔王を打ち倒し、異世界を救った超勇者は、無事に元の世界へ戻るはずだった。

しかし、辿り着いたのはなぜか『江戸』!
そればかりか、江戸の町は『鬼』によって襲われており……!?


という超展開から始まる、超勇者の物語。



始まり方こそのこの通りだが、降りかかる幾多の試練と絶望を、仲間との絆で乗り越えていく展開はまさに王道。

ついには武力さえ手放し、その空いた手で人々を繋いでいく超勇者は、まさに勇者を超えた勇者を体現していた。


最終的には他世界解釈にまでおよぶ大風呂敷も、見事に畳んで御座候。


ボリューム満点、楽しさ満点!
この夏休みに読むならこれ!とオススメしたくなる、素晴らしい物語を、是非あなたに!