第7話 小学校一年生になった長男その後の件

 令和4年4月6日(2022年)に無事に地元の小学校に入学しました。

入学式前夜に三女はこちらに帰省し、自分の部屋で一晩過ごし、私と一緒に長男君の入学式に参加しました。式の最後に父兄と新一年生の集合写真を撮ったのですが、三女としては、この様な式典や発表会等には出席したい様で、珍しく私にLINEで何かの式や発表会が有った場合知らせて欲しいと(9月22日現在に三女から私に知らせて欲しいと連絡が入りました。)、連絡が入り、そうした行事が有りましたら、連絡をする事にしました。

 小学校に入学する前に、親権者として、特別支援学級と普通学級とを行ったり来たりして学ぶ事に同意しました。毎年、学年が上がる前に来年度の学習の仕方を、特別支援学級での学習か、普通学級と並行して特別支援学級での学習か、普通学級での学習かを選んで同意して、上級学年生になっていく事になります。親権者として、今の実際の子供の実力を考慮しつつ、未来の子供の在り様を鑑みて、毎年先生とも話し合い、また、先生たちと、私が何時も連絡を取り合って、日常の子供の様子等を共有して行く事も大事なのかも知れないなと思っています。

 とにかく、今は帰ってきたら、まず、連絡帳を見て、宿題をやらせて、明日の用具を準備させる事を、頑張っています。日常のルーティーンとして、長男君も真面目に頑張っています。

その後は、お待ちかねのゲームタイム!2時間。楽しそうに、又は、負けそうになったら、泣いて喚きながら楽しんでいます!が、時には、

「学校へ行くのは、面倒くさいから嫌だ」とか、長男君は言いますので、

「学校へ行って、色々なお勉強をしないと、頭がアンポンタンのままだから、大人になっても、お仕事をする事が出来ないし、お仕事をしないと、お金が貰えないから、何も買う事が出来ないよ。」と、言い諭します。

これで良いのか?と思いつつも正解は分かりませんが、 けっこう真面目で、宿題などの最低限やるべき事は必ずやろうとするし、勉強についても、心配をしていましたが、全く理解が出来ない訳では無く、こちらが予想をしていた状況より随分と良い方向で推移している様に感じています。

 保育園に入園して、我が家の近くに住む長男君の同級生の男の子のお母さんが、自分の母親とたいして年齢的に変わらない私に対してとても仲良くしてくれて、LINEで繋がってくれて、よく分からない事について教えてくれたりしますし、他のお母様達とのパイプ役も時には務めて下さる事も有ります。

元々、長男君の同級生の男の子のお父さんは、私の長女(令和4年10月現在36歳)の同級生の男性のお兄さんで、私自身はそのお兄さんについて、あまり知りませんが、長男君の同級生のお父さんの弟さんは、長女が保育園に通い始めた時から知っていますし、小学校の時は長女と同じ通学団で朝は同じ集合場所に集まって一緒に並んで小学校まで通っていました。弟さんの事は知っていましたし、この、ご兄弟の親御様(長男君の同級の男の子から言えば、祖父母様)については、同じ町内会の同じ班で、一緒に町内会活動をしていました。勿論話をした事も有りますが、非常に仲良くしていたという事も無かったのですが、何故か、代が変わって、私から言えば孫(養子としての長男君)の世代になって、その長男君の同級生の男の子の親御様(お母様)が、私なんかと、とても仲良くしてくれて、ただただ、ありがたい存在で、色んな事で助けて頂いています。結婚して以来、子供達の保育園や学校に通っていた時にPTAの役員等を一緒にしていた親御様とは、その、活動を通しての交流は有りましたが、友達としての交流は無かったと思います。

私は、結婚して、主人の両親と一緒に住む事になって、その両親と一緒に家業である、近くに在る大学の指定校下宿(主人のお父さん名義で、亡くなってから、主人とお義母さん名義になった下宿)の経営と管理をする仕事と、ミカンの栽培や野菜の栽培などの農業の家業を営んできました。主人は結婚後、自分で家業以外での仕事に就いて、以後、色々あって精神を病み、仕事が出来ない様になり13年間も仕事に就いていなかった事も有るし、友達をもって話をしたり、一緒にどこかへ行ったりする心の余裕や、時間の余裕が有りませんでした。

ですから、この、長男君の同級生の男の子のお母様については、何故か分かりませんが、私なんかを、友達の様に見てくれて扱って下さる事にとても感謝しています。

「ありがとうございます」しかありません。

先程、主人は13年間仕事をしていなかったと書きましたが、長男君が保育園に入る1年前から、仕事を探すようになり、最初の仕事は派遣社員として入社しましたが、体力的に無理で、2ヶ月で辞めてしまいましたが、それから、数カ月後に今の特別養護老人施設のショートステイでの介護員として正社員で勤めて丸2年経ちました。

三女が親権を持っていて長男君を保育園に入れる手続き中に、勘違いから、長男君を入園予定の保育園に入園拒否をされたと思って、自宅を出て長男君を育てられないのに連れ出そうとした時に、

「養子にするから手続きをしてこい」と、主人が私に言った根拠として、この就職が根底にあったと思います。

と、言っても、本当の所では主人が、精神を病んだ原因を払拭出来ていないのです。家族や財産等をグチャグチャにするであろう、その原因を含んだお話はまた後日、別のお話でお話ししますね。

 長男君を今後育てて行く事も、主人の作ってしまった免れないであろう責任も、私が、今後どの様な事をしていけば、少しでも良い方向に向かって行けるかだけ考えて行くしかありません。考えに考えて、実行して生きて行くしかありません。頑張るしかありません。

 では、また。





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孫を養子に出来た事とか 山口真代 @Masu3hanjou

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