全てのアンティークに過去がある。記憶がある。意味がある。

とても怖い物語。けどどこか寂しいような、悲しいような、そんな雰囲気が漂っている。
残酷な描写もあるが、ただ残酷なだけではなく、一挙一動に意味があり、物語に深みを付けている。
読んでいると、どんどん物語に落ちていくような感覚になる。
しかも、すべての物語がまるで鎖のようにつながっている。そして恐怖の連さとなっている。
ぜひ出版されてほしいです。

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