「村」という閉鎖的な空間の恐ろしいさを的確に表現した作品

「村」と聞くと、悠々自適にのんびりとした生活をしている人が多いイメージがあります。
村にはそういう面があるとは思いますが、それだけではないはず。
様々なしきたりや風習、言い伝えなどがあり、それ自体が恐ろしいものである場合も…
閉鎖的な村は今でも残っており、余所者の干渉を受けず、独自の文化を築き上げているという噂はよく聞きます。

もっと恐ろしいのは、その村で生活する人たちにとってはその風習が当たり前になっている点。
村の外で暮らす人からしたら怖いというだけで、当事者たちはなんとも思っていないということも恐怖を助長させていると感じます。

上記レビューは本作の一部分に過ぎませんが、このような「村」という閉鎖的な空間の恐ろしさを的確に表現した作品です。