ゲーム下手がゴースの遺子を倒せた理由
@Hitumabusi
ブラッドボーンの魅力を語りたい!
正直に言う。
ブラッドボーンはしんどいゲームである。
本作はフロムソフトウェアが2015年に発売した、いわゆる死にゲーである。
人が獣に変わる、獣の病に侵されたヤーナムの街で目覚めた主人公。唯一の頼りは記憶を失う前の自分が書いたメモ、『「青ざめた血」を求めよ。狩りを全うするために』。夜明けを失ったこの街で、主人公は狩人として獣と立ち向かうことになる。
高難易度、悪意にあふれる敵の配置、ヤクをキメた狂った造形の敵、強いジジイと、もはや親の顔より見たフロムゲーの要素が詰まっている。
なにしろ序盤のガスコイン神父とヤーナムキャンプファイヤーで半分の人の心を折ったゲームだ。当然死にまくるし、死ねば微妙に遠いセーブポイントと経験値の回収が待っている。
ダークソウルなどと違い、回復アイテムが切れれば稼がねばならない。NPCの性格は大体悪い。たまにいい奴がいても気が狂うか死ぬか。助言者と名乗るジジイは大体寝てるか、寝言みたいなことしか言わない。
少し古いゲームなのでどうしても不親切な部分が目立つ。しかし、このゲームにたくさんの熱狂的な(頭のおかしい)ファンがいるのは、この欠点を補うほどの魅力があるからだ。
具体的に言うと、システム-15点、ゲーム性1000000点、世界観10000000000000000点のゲームである。ブラックホールのような引力に満ちたゲームだ。
かくいう私も最近沼に落ちた男だ。一時期狂ったようにルドウイークでツイッターを検索し、最近は「ちいかわ ブラッドボーン」で出てきたファンアートをリツイートする日々を送っている。
もちろん死んだ。たくさん死んだ。自分はゲームが上手いわけではない。モンハンはリオレウスが倒せなかったし、星のカービィをクリアするのがやっとだった。
ルドウイークには百回以上殺された。ゴースの遺子に関しては殺されすぎて本当に倒せたかも自信が無い。PS4にトロフィーが残ってるし、多分殺したんだと思う。
そんな自分でもブラッドボーンをクリアできたのは、この作品の魅力があってこそだ。今回はこの場でブラッドボーンのゲーム性と世界観の魅力を語っていきたい
※筆者は全てのボスとエンディングに到達したわけではない。友達からは「ローレンス倒さないの?」というロレハラを受けている。
……嫌です。
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