企画用レビュー「異世界人は現実でも活躍できるのか?」


異世界の職業人をレンタルしてくれる派遣会社(といっても神社ですが)がもし実在したらどうなるのか? この発想が実に面白く、タイトルとキャッチコピーだけで強烈に引き付けられてしまいました。
ドラゴンライダー、悪役令嬢、アーチャー、巫女、人形遣い、騎士。
異世界で不遇の最期を遂げ こちらの世界に転生してきた彼等は、前世の経験を活かして日本社会に適応しようと日々頑張っているのです。

異世界職業人なんて戦闘にしか能がないゲームのキャラクターであって、そんな奴らがコチラで上手くやっていくのは無理なんじゃないか?
そういう偏見を打ち破ってくれる「生きたキャラクター」達と、モンスターなき現代で起きる小さなトラブルを彼等なりのやり方で解決していく過程が魅力です。

そう、住む世界が違えども彼らは同じ人間なのですから。
彼等なりの悩みや価値観、やり方というものが存在するのです。
共通しているのはその前向きな考え方と行動力、目的のために一致団結する協調性でしょうか? 読んでいて微笑ましくなるだけでなく、我々が現代社会で生き抜く為にも何が必要なのかを考えさせてくれる構成となっています。

ファンタジーといえども、バトルだけが全てではありません。
異世界職業人の新しい魅力を発見したい貴方へ、おススメです!