SFと聞いて、「小難しい」という印象を持つ人は少なくないと思いますが、苦手意識を持つ人ほどこのお話を手に取って頂きたいです。本作は「可愛らしいSF」。今はお読み頂ければわかるはず。技術が進めば、こんな恋の進み方も、現実のものになるのかもしれません。ほのぼの読んで、読んだ後にはニッコリ出来る。素敵なお話です。
大学生が大学の先生に恋心を抱く学生は蘭の花にそっと話しかける。先生に対する思いを。蘭の花はそれに答える。蘭の花が第3者的に二人の恋の応援をする。花が表す表現が、花にも感情がある事。花にも魂が宿っている事を感じさせる様なそんな作品です。