2021/06/12 最近参加した自主企画いくつか
最近、以前に手術した方の耳が炎症を起こして熱を出したりしてました。
熱以外の症状があまりなかったのですが、それでも熱が上がったり下がったりを繰り返すのは大変でした。だるいし。
お医者さんに「他に症状はありますか? 頭痛とか」と聞かれて「頭痛は……そんなにないですね。ただ、熱が上がるとすごくだるいです」と答えたら「だるいのは……まあ、だるいですよね、仕方ないですね、熱は」と言われました。
仕方ないみたいです。
そんな感じで、書いたり読んだりもろもろ滞ってしまったりしていたのですが、そんなぼんやりしていた間に参加した自主企画について。
あ、炎症はもう治りました。だいぶ元気になりました。
コロナウイルスが物語に登場する作品
https://kakuyomu.jp/user_events/16816452220845114280
ああ、募集期間終わってる。終わる前に書きたかった。
> というわけでここ一年以上社会問題となったコロナウイルスが登場、もしくはモデルにしたものが登場する作品の溜まり場を作ります。
という自主企画だそうです。
『宇宙人氏』のお話で参加しました。
わたしと宇宙人氏との親密な距離感で行われる身体的接触を伴うコミュニケーションの話
https://kakuyomu.jp/works/1177354055488270299
2020年から2021年になるまでのお話を2021年1月1日に投稿するために、年末頑張ってたことを思い出します。本当は12月31日に投稿したかったですが、間に合いませんでした。
1月1日投稿も、かなりぎりぎりでしたけれども。
『指から唐揚げ』の時は、コロナウィルス流行以降の生活描写についてどうするか考えた末に日付を2019年にしてしまったんですよね。いや、冒頭でいきなり異世界に行くので、コロナウィルス関係ないといえばないんですけど。
でも、異世界転移してる時にマスクをつけてるのかどうかとか、主人公が日本でのことを思い返す時だって、どうしてもそこに触れないわけにはいかないなあと思ってしまって。
さらには、ある登場人物の生年がどうしても必要になってしまって、なので今が何年かには触れる必要があって。
結局2019年を舞台とすることで、無理矢理回避してしまったのですよね。
『旅をする』では、逆に避けない方で書きました。
なのでこちらの主人公は、コロナウィルス流行以降の生活を少しですが知っています。友達と一緒にお菓子を食べた記憶もあるし、それができなくなってしまって以降の記憶もある。
長距離の移動が制限されてしまった世の中で、タイトルの通り旅をするお話なので、その方がより良いだろうと思ってのことです。
友達みんなでお菓子を食べ比べなんかして笑いあった記憶は、異世界にきてしまったから遠いものでもあるし、もし異世界にきていなくても同じようにはできなくなってしまっているものでもあるのですよね。
そんなお話です。
で、『宇宙人氏』のお話。
これはもともとトポさんという方がツイッターでお題を出していて、そのお題で140字小説を書く、という企画にのっかったものです。
> 今年ももう残り僅か。安酒を飲みながら一年を振り返る。
> アパートの火事、宇宙人との出会い、引っ越し、コロナで失職、転職活動、宇宙生命体との戦い、新しい職場、宇宙人との涙の別れ。まさに怒涛のような一年だった。
> ところで今、目の前で件の宇宙人氏が酔っ払っているんだけど、どういうこと?
https://twitter.com/kureha_aaaa/status/1338063322965368832
これですね。この時点で概ね、あらすじができてる。
気付いたらこれで短編を書く流れになっていて、よしじゃあ年末年始の休みに書くか! ってなって書いた短編でした。ぼんやりと頭の中でお話を組み立てて、ラストは年越しにしようって思った時に、これはそのタイミングで投稿せねば、と年末年始に頑張ったのは冒頭で書いた通りです。
このお話は、140字の時点で文中に「コロナ」と書いてしまっていたので、もう避けられませんでした。真面目に「コロナウィルスの流行」と向き合ったお話を書くしかない、と覚悟を決めたような気がします。
このまま、身体的な接触が制限されていったらどうなるか、ということを考えていくうちに、どこかで宇宙人氏のあの微妙な距離感が生まれたものと思われます。
本当に、人と触れ合うことの意味合いが大きく変わってしまったなと思います。
プロポーズ、結婚がテーマの作品
https://kakuyomu.jp/user_events/16816452220770555133
> 6月の第一日曜日はプロポーズの日だそうです。
> そこで、プロポーズや結婚をテーマにした作品を募集します。
> 同性婚、異性婚、異種族婚、重婚、政略結婚、婚約……プロポーズまたは結婚がテーマになっていればなんでも構いません。
とのことで、こちらの作品を。
サシ族の求愛行動の記録、または言葉の通じない獣人に拾われて溺愛されて結婚する話
https://kakuyomu.jp/works/1177354055547300883
文化や風習を知らないまま、実は求愛をされているのだけど、されている方はちっとも気付いていない。というお話を書こうとして、気付けばとても極端なお話になっていました。
ここまで言葉が通じないとは……。
わたしは多分、まつろわぬもの的なものが好きなんだと思います。
ミヒャエル・エンデが好きな人が書くファンタジー
https://kakuyomu.jp/user_events/16816452220687848135
実はこれの前の自主企画で上橋菜穂子さんが好きな人が書くファンタジーというものがあって、それに参加しようかどうしようか迷っている間に終わってしまったんですよね。
今度も見つけてから何日か迷ってたような覚えがあります。
自主企画って、主催者の意図にあった作品なのだろうか? とどうしても気にしてしまうのですよね。
自分ではそのつもりでも違ってた、みたいなことは割とあるなと思ってまして。
例えば「ハイファンタジー」という言葉も、人によって結構イメージするものが違いますよね。
あとは「王道」と「テンプレ」も難しいです。何をテンプレと呼ぶのか、何を王道と呼ぶのか。定義があってないようなものなので、いつもその言葉を見かけると「ストーリーラインの話?」「設定の話?」「なろうランキングにありそうなものを言ってる?」と探り探りしてます。
いや、本当にわからないんですよ、王道もテンプレも。時代でも変わってしまうものだと思うので。
ちょっと話がズレました。なんだっけ。
そう、自分の作品が自主企画の意図に合ってるのか、割といつもどきどきしながら参加してますって話でした。
それでも今回参加しようって思ったのは、以前に『旅をする』について、ツイッターで「はてしない物語ですね」ってお言葉をいただいたことがあったからでした。
その時に、確かに「これは別の物語、いつかまた」だなあと思って、そのことが記憶に残っていたからです。
ありがとうございます。
旅をする──ドラゴンの少女と巡る異世界
https://kakuyomu.jp/works/1177354054935110451
そんなわけで『旅をする』で参加しています。
このお話に登場した地域を舞台にした短編も、(ラー・ロウ以外にも)何か書いてみたいなと思いつつ、それはいつかまた、機会があったらということになると思います。
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