設定の綿密さと主人公キャラの軽さの違和感

最初読んだ時、確かに受賞理由の通り設定がリアルだなと感じました。文章も巧みで良い意味でスッキリしていて、間違いなく読みやすい。
…しかし、しかし！主人公が浮いてます。終始フニャンフニャンの、失敗癖と依存癖のあるアホの子でイタい。ちょっとずつでも学習していくのかな？と思っていましたが、100話超えてもあまり変わらず、正直ちょっとしんどい。
これをどう共感の持てる良い子に持っていくのか、はたまたアンダーでダーキーな主人公に育て上げるのか、完結時が楽しみです。