過去最狂の和風ダークヤンデレファンタジー

現在六八話まで読みました

重厚で濃厚でダークな世界観に妖に退魔師に身分制度などここに描ききれない程の緻密な設定そして…主人公（エログロ鬱ゲー厶世界のモブ戦闘員に転生した）に対する読者がドン引きする程の激情と偏愛を持つ個性が天元突破してる妖･退魔師･男の娘…etc…の多種多様なヒロイン達…正に「これぞヤンデレ（怖ぁ）」という感じですよ…何せ主人公と出会った当初は恋をまだ知らぬ純真な少女…だと思ったら事件をきっかけに主人公へどちゃくそにねっとりとした重たい感情を持つようになったり…（しかも大体のヒロインが主人公に対して同じくらいの熱量と狂気がある）

何より私が「いい…」と思うのがこの作品の主人公の戦闘描写です…主人公は別に物凄く強いってわけではないです（一般人と比べると勿論強いですが）しかも身分的にも低い立場にいるモブの戦闘員（忍者の下忍的な立場のイメージ）です。

その主人公がこの世界で"生き残る"ために原作ゲームの知識を元に事前に準備して対策して工夫して使えるものは何でも使って出会った時点で即死ってレベルのチートな妖たちと（何度も死にかけながら）戦ったりします。俺TUEEEEよりも「どう工夫して難敵に一泡吹かすか」的な描写が好きな私には最終手段となりつつある「アレ」含めて手に汗握る戦闘シーンがみっちりでどストライクな作品でした…物語も重厚で濃密な世界観が最大限に活かされており…1話1話読む度に衝撃の連続で読み進めれば進めるほど先が気になります…そして1話1話のボリュームが凄い！！お陰でここ数日寝不足ですよぉ…

過激な描写が多々あるので苦手な人もいるかもしれませんが私ら和風伝奇物が好きな方には（好きじゃなくても）一番におすすめしたい作品です。