-第17話 Short Story 『Let Me See あのね』2021.8.31
#恋の予感から、呆然自失へと 6 完結
ただの先輩、後輩の男ひとり、女ふたりではなくなってしまったのだ。
想い合っていることに気付いた男ひとりと女ひとり・・・そしておまけと化した
女がひとりなのだ。
この非常時にわたしの手を繋いで逃げてくれる相手はもはやいない。
私は 野犬か狼にでも襲われて命果てるのか?
ブルっとひと振るいした。
そんな私の心配を他所に、結局三人でその障害物を案外簡単に取り除くことが
でき、ことなきを得たのだったが。
自信はなかったものの、結局、この時わたしの感じた直感は'ビンゴ'だったのである。
だけどあれでしょうーーーっ それならさぁ、反則でしょぉぉ~っっっ?
彼女、同じフロアーに付き合っている公認の彼がいるよねぇ~???
しかもいきなりわたしを悪者に仕立て上げ、愛の告白(訳わかんない言葉だったけどねン)。
旅行から帰ったら、しっかり付き合いはじめてたものね。
もしかして? わたしは恋のキューピットにされてたのか?
お姉さんは 悲しい&悔しいぞっと。(((T-T*))泣
いや、わたしはそれまでぷちモテ期だったので、日ごろ仲良くしていたので
すっかり藤原くんも自分に気があるのかもなんて、思ってたから・・なんか
いろいろと心中複雑な思いが渦巻いたンだ。
Short Story 『Let Me See あのね』 設樂理沙 @manchikan
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。Short Story 『Let Me See あのね』の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます