かつては無駄かと思ったもの

夢月七海様主催の自主企画『同題異話・五月号  頭上で回るは観覧車』参加作品。

同時多発的に発生したゾンビによる襲撃で日常が瓦解した世界に生きる人類を描いた短編。
非日常のなかの日常のワンシーンを切り取った内容ですが、至る所に世紀末となった日本が描かれ、それでも必死で生きる人間の強さと儚さに惹き込まれていきました。