古き良き10番が現代にいたとしたら……

主人公、坂逆くん(でいいのかな?)は走る事ができない。
そのテクニックを見込まれ、サッカー部にスカウトされ、今では見なくなってしまった古典的10番としてプレイすることに。
作中にちょいちょい実在の選手名が出てきますが、その傾向から見るにおそらく作者さんは2000年代前半のサッカーが好きなんだと思います。
ドイツW杯の前後でサッカーは全く変わってしまったと僕は考えてますが、アスレチックな現代型カウンターサッカーが隆盛する直前、フィーゴやピルロのような技術で生きていた選手達がいた時代もまた面白かった。