あとがき
私はまえがきよりもあとがきのほうがすきなので、今回はあとがきを書きます。
さて、何を置いてもまずは、添田唖蝉坊の「ああわからない」を、聞いてない方はどうぞお聞きください。https://www.youtube.com/watch?v=NrIWL19s0gA
私はこれを聞いた時感動しましたよ。なぜって、これ明治時代に作られたものなのですから。百年前の歌なのに、なんだか現代を風刺しているように思えます。全ては繰り返されるのか、日本が全く変わっていないのか。
そして何度か聞いているうちに、今度はその軽快なリズムと韻の踏み方が面白くて、徐々に音楽として聴くようになりました。まあそれは別のお話。
そういうことで、今回は「ああわからない」をカクヨム版として書いて、さらにそれぞれに思ったことを書いてきました。ほんと言うと歌詞の部分だけで済まそうと思っていたのですが、それでは勘違いされてしまうこともあるなあと思って書き加えました。それが添田唖蝉坊先生の意匠であり、私の至らぬ点だと再確認されましたね。
これはカクヨム関係ないのですが、そういえば最近には唖蝉坊先生のような、痛烈でいてポップな「批判」がないんですよね。新聞の批評欄や、批評家たちの書物みたいな堅苦しいのじゃなく、もっとこう、お祭りの中で家族連れがみんなでケラケラ笑えるような、それでいて核心を突く批判です。どうも、若者が政治に関心を無くしたというよりは、お国が関心を無くして批判を出なくしているような……おっと、ここまでにしましょうか。
結局私がカクヨムを今の今まで続けているのは、総合的に快適だからです。UIもいいんですよね。小説家になろうとかもやっていた時期がありましたが、慣れれば使えるなあと言う程度で、やっぱりカクヨムは使いやすいし読みやすい。それゆえの改善希望とか意見書のような形で今回筆を取ったともいえます。決して風刺一辺倒ではないのです。
それでは、今後もカクヨムがさらなる善良な更新を重ねていくことを願って。
ああカクヨムはわからない 凪常サツキ @sa-na-e
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