〉「逃げるのは決して悪いことじゃないよ。誰に何を言われても、自分がそれでいいって本当に思えるならそうしてもいいと思う。でもね、」
〉「それはずっと追いかけてくる。ふとした瞬間に顔を覗かせる。にわか雨に打たれた時だったり、懐かしい曲を聴いた時だったり。その時に思い出すんだよ、その時の自分を。そして後悔するんだ。あの時こうしていればよかった、ってね。」
滅茶苦茶胸に響いた名言です……。
しかも浅葱くんの、「明子さんは、今でも後悔を?」という問に、「時間がほとんど解決しちゃった」という答え。
例え後悔しても、道は一つだけではない。だから悩んでいいのだと、素直に思えました。
作者からの返信
明子はそれなりに人生経験を積んだ大人の女性ですので、結局時間が解決してくれたのではないかと思いました。
重大な悩みってのは若い頃に多くて、というのも経験を積んだ大人とちがって視野が狭いんですよね。そこが若い頃の特権でもあるのですが。
ここは力を入れたところですので、本当に嬉しいです!
「♮」拝読しました。
回想が、誰かのための思い出話(?)という落とし方になっているのが、自然でした。
明子が大人でいいアドバイスを浅葱くんにしているし。
この関係だと人生の先輩と後輩以上の関係にはならない気がするな。
綺麗な締めだと思いましたが続くのか……オレ様度が増してたとか智昭の情報をラストに持ってきたということは次の展開でも期待できそうです。
作者からの返信
水木さん、こんにちは!
続けてお読みいただきありがとうございます。
今回はストレートに読みやすさについて頑張ってみたお話ですので、「自然」と評して頂けて幸いです。
最後の「♯」は短いです。おっしゃる通りの展開だと、嬉しいです!
お読みいただきありがとうございます!
あっ、これは告白するかな。いい男だな浅葱くん。
逃げてちゃだめ、ですか。ちょっと現状の自分にグサリきました。逃げてるかも。