おわりに
〈五月雨〉
さて、今回の特別編はそろそろお開きですね。
〈莉緒〉
いや、本当に長かったわね。
長い割には私の解説なんか解説になってなかったしw
〈五月雨〉
流石にこの先の展開をネタバレするわけには行きませんから。
とりあえず、莉緒が重要な存在であると認識して貰えれば今回は充分です。
では最後に、今後の予定を語って締めましょう。
今後の作品作りの予定としては、次の通りです。
①機巧探偵クロガネの事件簿5
②機巧探偵クロガネの事件簿4.5
③機巧探偵クロガネの事件簿×クトゥルフ神話TRPGシナリオ 〜悪夢の館〜
④ファンタジー系オリジナル小説
〈五月雨〉
頭に番号を振っていますが、番号順に作るというわけではありませんのでご了承ください。リアルでの仕事や私生活の事もあるので、順不同で作成かつ不定期更新となります。何かあれば活動報告の場で報告しますので、宜しくお願い致します。
〈莉緒〉
本編続編に当たる『5』はともかく、『4.5』って番外編よね?
またラブコメ回でも書くの?
〈五月雨〉
ラブコメはしばらく勘弁してくださいw
『4.5』は『4』の前後にあった日常パートを補完するコメディ重視の短編集となる予定です。
現時点で三つほどエピソードを考えています。
新倉とナディアに出番がありますよ。
完成次第、順次投稿する予定です。
〈莉緒〉
番外編で『1.5』と『2.5』は無いんだね。
〈五月雨〉
それについては私も思う所があります。なにぶんラブコメ回と称して『3.5』から番外編を作ってしまったのでw
いずれ『1』と『2』の後日談も書くつもりでいるので、気長に待って頂ければ。
〈莉緒〉
待ちくたびれて読者が離れてしまったりして。
〈五月雨〉
不吉な事を言うのはヤメロォッ!
〈莉緒〉
冗談だってw
それで④のファンタジー系オリジナル小説って?
〈五月雨〉
そのまんまの意味です。
『機巧探偵シリーズ』とは全く関係のない、小さな田舎町を舞台にした物語を書こうかなと。
〈莉緒〉
確かにそんなことも話していたと思うけど、貴方「今は『機巧探偵』に自信を持って取り組みたい」とか何とか言ってなかったけ?
〈五月雨〉
遺憾ながら、『5』の構想自体はあるにはあるんですが、物語全体のイメージが上手く固まらないのですよ。
なので、しばらくは番外編の『4.5』やTRPGシナリオの作成、ファンタジー小説に挑戦してみたいなって。
その過程で『5』のプロットも出来ると思うので、ここは一つ気分転換です。
〈莉緒〉
一つじゃなかった気もするけど、まぁ良いか。
たまに寄り道するのも悪くないし。
〈五月雨〉
これはあくまで現時点での予測ですが、『機巧探偵』の本編は恐らく『7』で完結すると思います。
今回の解説で『4』までの情報を再確認した上で、『5』以降のストーリーや設定に関してはもう少し練り直す余地があると感じました。
〈莉緒〉
つまりは、時間が欲しいと?
〈五月雨〉
そうですねw その通りです。
〈莉緒〉
貴方は原作者だ、気が向くままに満足いく作品を作ると良いよ。
〈五月雨〉
そうですね。
誰よりも作者自身が楽しく、書きたいものを書くのが一番です。
〈莉緒〉
さて。
今後の予定もまとまったし、締めましょうか。
〈五月雨〉
ですね。
それでは――この【機巧探偵クロガネの事件簿】シリーズ初の解説回に長々と最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました。
〈莉緒〉
ただ作中の設定を垂れ流すだけじゃ面白くないと思い、このような対談形式での特殊な紹介と解説になりましたが、如何だったでしょう? ご満足頂けましたか?
〈五月雨〉
これが私の頭の中で思い描き、自信を持ってこの世に送り出した【機巧探偵クロガネの事件簿】の世界です。
〈莉緒〉
これが我らの原作者・五月雨皐月です。
〈五月雨〉
私が描いて書き記した小説作品を読んで、たった一人でも「面白い」と言って頂ける読者の方が居れば、これに勝る喜びはありません。
それはプロでもない無名の素人作家である身でも、今後の創作活動を続けていく糧となり、意味となり、価値となり、存在理由となります。
今後とも五月雨皐月の【機巧探偵クロガネの事件簿】シリーズをよろしくお願い致します。
〈莉緒〉
それではまたいつか、どこかで。
〈五月雨・莉緒〉
また会いましょうっ。
さっきの台詞、ちょっと大袈裟じゃなかった?
紛れもない本心ですよ。
あーもー、恥ずかしくて背中が痒いわーw
あんたナビゲートプログラムで感覚ないだろ。
……あ、カメラまだ回ってる。
えっ嘘、やっべホントだ――
《POWER OFF》
――――――
――――
――――《SEE YOU NEXT TIME.》――――
機巧探偵クロガネの事件簿/memo1 五月雨サツキ @samidaresatsuki
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