辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦:教養とはなにか
集英社インターナショナルから出ている「辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦」を読了。本書は高野秀行・清水克行両氏による対談集。
高野さんがあとがきで、「教養」について語っているのだが、ひとつの意見として参考になった。
かねてから「教養」とは何ぞやと思い、いろいろと調べたのだがよく分からないでいたが、「教養」の定義を、積み上げた経験や知識を体系だてることで、自らの立ち位置を明らかにする能力、とするのはわるくないように思う。
立ち位置が分かっていれば、進むべき方向の指針となる。
だから、教養はあったほうがよい、という話になる。
また、この定義は、よい大学を出ても教養があるとは限らない事実にも反しない。
本の感想:歴史に関する15冊 青切 @aogiri
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