あとがき
あとがき
こんな小説最後まで読んでくれる人いるのかな?
いるかどうかわからないけれどあとがきです。
とりあえず文庫本一冊ぐらいの量を最低目標として、その上で自分の好きな要素を詰め込んで大体の世界観を構築してから見切り発車気味に書いたのがこの作品になります。
最初の予定では終始ルカの視点で話を進めていくつもりでしたが、どうしてもルカはこの時代に慣れすぎていて、23世紀と現代とのギャップを表現しきれないこと、どうやっても傍観者の立場から脱却できないことから、途中から急遽タマミ目線で物語を書くことに路線変更しました。
とりあえず形にはなったからこれはこれでヨシ!ということで、ルカとタマミの物語はひとまずこれでおしまいのつもりです。
初めて小説らしい小説を執筆したのですが、自分としても新しいものを作り出す作業の楽しさを久々に感じられて、楽しく執筆できました。
最終章になる社会復帰録タマミについてですが、彼女の一年間の復帰録といことで、最初は一年を通して書いていくつもりでしたが、思った以上に冗長になったため、あえて冬コミ以降のストーリーとミクとのお仕事編はカットしました。
日本縦断レース編やサバイバルゲーム編とかはいい感じにアイデアが固まったら、外伝的に書いてみたいなとは思っています。
次作もこの世界を引き継いで書くつもりですが、次作は主人公はまた別のキャラにするつもりです。
何らかの形で今作のキャラも出したいとは思っていますが予定は未定で…
まだまだ構想段階でプロットもあげていないのでいつになるかはわかりませんが、その時はまた読んでいただけると幸いです。
キャラ解説
ルカ
自分の陽キャ部分を10倍ぐらい濃縮させたキャラ。
小説初心者の自分が書きやすくするために、この世界で自分ならどう動くかを一人TRPG的に考えながら書けるように作り上げたキャラになります。
ただ、あまりにもキャラが長大な年月を生きている事によって、自分より博識すぎる部分が、物語を進めていくうちに冗長さの原因になってしまっているような気がして、結果的に21世紀喪女以降はほぼサブキャラになってしまいました。
タマミ
構想段階ではルカの最初の奥さんで、話の途中で復縁させる予定で作ったキャラでした。
ルカが自分で動かしにくいキャラになってしまったのとミカの登場もあって、大幅に設定変更。
最終的には自分の陰キャ部分を10倍ぐらい濃縮させたキャラとして生まれ変わりました。
彼女を主軸とした21世紀喪女はこの小説を書いている中で一番楽しかったので、結構お気に入りのキャラではあります。
ミカ
今回の作品で一番の予定外のキャラです。
本来は四国編での使い捨てキャラとして5分ぐらいで適当に作り上げた存在でした。
プロの作家さんがよくキャラクターが勝手に動くという表現をされていますが、自分にとって最も勝手に動き回ったキャラがこのミカです。
まさか最終的にルカと結婚するなんて思ってもいませんでした。
ハナ&ミク
作者のお気に入りの外見を詰め込んだキャラです。
実の所執筆を始めた時点ではA級アンドロイドの設定について人権関係はどうしようかすごく迷っていたのですが、最終的にA級アンドロイドは人間と同じ扱いという形に落ち着きました。
キャラとしてはかなり好きなのですがなかなか出番を作れずにあまり活躍させられなかったのはちょっと残念です。
ミト、ムギ
猫飼いたい
カオルさん
実は裏設定でXX遺伝子持ちということでヒロイン候補でした。
影響を受けた作品
・アッチェレランド
分厚い、作品を作るにあたって自分の性癖を盛り込むのが悪い事じゃないということを教えてくれた作品です。
・老人と宇宙
脳の意識をコピー&ペーストではなく、カット&ペーストという形で新しい脳に移植するという考え方は、今回の作品作りで大いに参考になりました。
インプラント機能なども基本これをベースにしています。
・銀河連合日本
量子通信の考え方はだいたいこの作品を参考にさせていただきました。今回ではそこまで活躍しませんでしたが、どこまでも遅延なしで通信できるというシステムは第2部や第3部を執筆するうえで必須なので、既に実用、普及しているという事にしちゃいました。
・AIの遺電子
作中のA級アンドロイドの元ネタです。
・サイバーパンク2077
監視カメラやドローンの視界を共有、ハイライトで表示させるというアイデアと、東西アメリカ内戦のネタはこちらを参考にさせていただきました。
・EU政府
EUの立ち位置をどうしようかなと考えていた時にうまい具合にAI規制法なんて素敵な規制案を策定してくれて感謝しています。
個人的にも、場合によっては人類の発展の足を引っ張りかねないこの法案には注目しています。
ユートピアでディストピアな世界での俺の日常~長生きのコツはマイペースです~ スターゲイジーπ @kingjingreroad187118
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