特別な君に拾われて

作者 白咲夢彩

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★★★ Excellent!!!

もしアソコで、それしなかったら、今の人生が無かったからな。


必然的な出逢いって、どんな場面にでも、強烈に急にやって来るから、人生って面白いよな。



『良かったな、自殺未遂して。』


こんなステキな感想文で御免ね。

オレ、綺麗事ダイッキライだから。


この物語、読了した時、この言葉がアタマに浮かんだよ。


★★★ Excellent!!!

 主人公の女性は、日夜もがいていた。会社も普段の生活も、全部苦しい。いっそ全てを終わらせてしまいたいと思った。電車が来たところに飛び込もうとした時、主人公の腕を引いたのは、隻腕の青年だった。
 青年は主人公を慰め、いろいろな場所に連れて行ってくれた。それはすなわち、主人公の視野を広げることだった。今まで生きることに疲れていた主人公も、休みになれば青年に会えることで、息を吹き返していく。
 しかし主人公は「普通」に仕事ができないことに、まだ悩んでいた。青年からの助言で会社を辞めることを決意する主人公だったが……。

 「普通」ではないことは、「特別」と言うことだ。
 そんな強いメッセージが伝わってくる一作。

 是非、御一読下さい。