★★★ Excellent!!! ゾクッとする怖いお話 華 この作品で怖いのは奇人が本当に存在し、人間が一番怖いことを改めて実感できるところです。 こんな人が身近にいたら…と考えるだけで怖いエピソードがズラッと並んでいてゾクゾクしながら読んでいます(^^) お話の表現や構成がとてもお上手で、自分もその場で聞いているようにリアルに響いてきます。短編なので読みやすく、バラエティに飛んだ奇人のエピソードを読み出すと止まりません! レビューいいね! 1 2021年6月23日 22:17
★★★ Excellent!!! 本当に怖いのは未知なる人間かも 海青猫 幽霊が起こす実害よりも、実在する人からの実害がほとんどと思われます。 そういう意味では、人の方が幽霊より恐ろしいのかも。 未知なる恐怖も、幽霊や怪異などより、触れることができ実在する人が多いのかもしれませんね。 まさに【ヒトコワ】です。 レビューいいね! 1 2021年6月22日 22:35
★★★ Excellent!!! 怪談より怖い奇談‼︎ 神崎あきら 幽霊や妖怪より真に恐ろしきは人間なり。リアルなだけに他人の噂話に興味本位で首を突っ込む楽しさがあります。語り口がスマートでとてもわかりやすく、サクサク読めました。「普通の怪談」に飽きたらぜひ本作をオススメします! レビューいいね! 1 2021年6月11日 21:22
★★★ Excellent!!! 怖いのその先、それは『恐ろしい』 如月 睦月 人間の持つ闇の部分が毎回手を替え品を替え浮き彫りにされて行く様は、寒気がするほどに悍ましく禍々しい。 レビューいいね! 2 2021年5月25日 18:27
★★★ Excellent!!! すぐ近くにいそうな怖い人たち 神無月そぞろ 一話完結のヒトコワ(ヒトが怖い)話です。 エピソードごとに恐怖ポイントが違うから、毎回新しい怖さを味わえます。 なによりも身近にもありそうという点が一番ゾクリときます。 レビューいいね! 2 2021年5月17日 22:52
★★★ Excellent!!! 人間が一番怖い ―― ほら、あなたのそばにも すらかき飄乎 子供の頃、夏の怪奇番組か何かを見て、幽霊を怖がっていたら、親だったか祖父母だったかが言いました。 「幽霊なんかおらんし、何もしやせん。人間が一番怖い」 この小品群が、決して作り話ではなく、全て実話に基づいているということに、慄然とします。 展開される文体においては、ことさらに恐怖を煽るような過剰な修飾語はむしろ削ぎ落とされ、簡潔明瞭に、淡々とした筆致で、物語が紡がれています。そのことで、却って人間というものの不可解さ、底知れぬ怖ろしさが客観的に際立ち、何ともうそ寒い読後感をもたらします。 ほら、ふり向いてごらんなさい。あなたのそばにも…… レビューいいね! 3 2021年5月16日 06:37
★★★ Excellent!!! 日常の余白に潜む人の心の闇を読み解く醍醐味を堪能 東江とーゆ 読み物としても面白く、自分の作品のフィクションラインを設定する資料としても活用したいと思います これからも執筆期待しています レビューいいね! 2 2021年5月15日 10:56
★★★ Excellent!!! 見えないという点で言えば、幽霊も人の心も大差ない システムロンパイア 誰にでも想起しやすい静的な恐怖に加えて、現実とリンクさせるために仕込んだ数々の工夫が素晴らしいです。 こういった形式だと、朗読動画といったボイス付きの他媒体にも派生できそうな媒体で将来性もグッド! 長さも程いいのでちょっとした時間にもおすすめです! 一人暮らしで寝る前とかに見ると特に良いかもしれません! レビューいいね! 2 2021年5月9日 18:51
★★★ Excellent!!! リアリティ溢れる日常と奇人のお話 欧楽 すごく好きです。 リアリティのある文章で、情景が思い浮かべられます…! 我々の日常にもきっと彼らのような奇人たちがいる……そんな風に思わせるようなお話たちです。 レビューいいね! 1 2021年5月8日 13:47
★★★ Excellent!!! 怖面白過ぎて好き! たんばたじかび めっちゃ怖いよ。やっぱ怖いのは幽霊より人間なんだねって思わせてくれる。 好き過ぎて続きが待ち遠しい、そんな作品集です。 レビューいいね! 1 2021年5月5日 02:24
★★★ Excellent!!! ヒトがコワい、ヒトもコワい。 小丘真知 昔見かけたヒトで、バスに乗ってきて席に座ると、突然笑い出してはポカリスエットを一気飲みするという女性がいました。1本飲み終えると間髪入れずにカバンの中からポカリスエットを取り出してまた笑い出し、一気飲みするというのを続けていました。笑い声も結構大きい上に、ポカリを5〜6本くらい次から次にごくごくと音を立てて飲んでいるサマは異様でした。 また、ある電車に乗ったときは、デニムのホットパンツと赤いボーダーシャツをピチピチに着こなす色白の男性が、「日本一の美少年」というたすきを肩にかけて、ラジカセといくつもの紙袋を持って徘徊し、若い女性客の隣に座っていくという光景を目の当たりにしました。 怖かったです。 あの時に感じた、奇特な人がかもしだす一種独特の嫌悪感や異様さが、この物語(実録?)には再現されていて、読んでいて何度も背筋を冷やされました。 昔、ばあちゃんがお化け番組を見て怖がる僕に言っていました。 「バケモノよりバカモノの方が怖いんだぞ」と。 ここにはそんな「人怖」な方々のゾッとする話が集まっています。 レビューいいね! 2 2021年5月2日 01:17