概要
溺愛した兄が用意周到過ぎる
|姫宮 芽衣《ひめみや めい》が小学三年生の頃に突然ひとつ上の兄ができた。彼は完璧な兄だった。
見た目が良く、勉強も優秀、何より芽衣の世話や家の事も全て完璧にこなす。
両親は忙しく寂しい中、いつも一緒にいてくれる兄。芽衣が彼を異性として恋心を抱くようになるには、さほど時間がかからなかった。
芽衣が中学二年のある台風の日の夜。あまりに強く膨れ上がった芽衣の想いはついに弾けた。
我慢できなくなり、さほど恐怖がない雷の音を口実に兄の部屋に入り込み、半ば強引に唇を重ねた。
――芽衣は紅潮し、人生初めての最高の幸せを感じた。
しかし彼女が達するその瞬間に、父に発見されてしまう。結局兄は家を追い出され、遠く地で進学校へ入学を決めた。
兄がいない陰鬱な生活に、我慢できるはずもない芽衣は奮起する。
……絶対にあきらめない!!!!
見た目が良く、勉強も優秀、何より芽衣の世話や家の事も全て完璧にこなす。
両親は忙しく寂しい中、いつも一緒にいてくれる兄。芽衣が彼を異性として恋心を抱くようになるには、さほど時間がかからなかった。
芽衣が中学二年のある台風の日の夜。あまりに強く膨れ上がった芽衣の想いはついに弾けた。
我慢できなくなり、さほど恐怖がない雷の音を口実に兄の部屋に入り込み、半ば強引に唇を重ねた。
――芽衣は紅潮し、人生初めての最高の幸せを感じた。
しかし彼女が達するその瞬間に、父に発見されてしまう。結局兄は家を追い出され、遠く地で進学校へ入学を決めた。
兄がいない陰鬱な生活に、我慢できるはずもない芽衣は奮起する。
……絶対にあきらめない!!!!
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?