twitter大喜利「#パヨクが発狂しそうな事を言う」に参加してみました
@HasumiChouji
twitter大喜利「#パヨクが発狂しそうな事を言う」に参加してみました
「あのさぁ……。あんたが書いてる事、全部、誰かのコピペじゃないか」
twitter上で盛り上がってる大喜利「#パヨクが発狂しそうな事を言う」に参加して……この反日で……じゃなかった半日で数十個のtweetをしたが……フォロワーからは全然「いいね」もRTもされず……パヨクどもも全く反応せず……やっと有ったのが、この反応。
何で「#パヨクが発狂しそうな事を言う」なのに、俺が発狂しそうな事を言われなきゃいけないんだよ?
でも……言われてみれば、痛い所を突きやがる……。
2chの頃から20年近く……テンプレ通りの事さえ言ってればウケが取れる状況に慣れ過ぎてしまい……気付いたら、ギャグすらも「誰かが考えたテンプレ通り」「誰かのコピペ」「良いネタ思い付いたと思ったら……過去にネットで見たギャグを思い出しただけ」の事しか言えない非モテ独身弱者中年男性になっていた。
現実では、会社の同期の中には課長になってるヤツも居るのに、自分は係長になれないままで、最後の逃げ場だと思っていたSNSでも「日本を愛してるだけの普通の日本人」とかプロフに書いてたら、本当に「どこにでも居る誰からも注目されない凡庸な日本人」と化していた。
せっかくの連休1日目は、みじめな思いで終ろうとしていた。
その時、twitterのTLに変なプロモーションが流れてきた。
「お試し版『悪魔との契約』魂なしで1個だけ願いを叶えます。(2個目の願いで魂をいただきますので御注意下さい)」
何だ、こりゃ、と思って、そのプロモtweetをタップすると……。
「よびました?」
「うわっ‼」
俺の背後には悪魔幼女が居た。
「あの……本当にそんな願いでいいんですか?」
「そうだ……早くしろ」
「あたしたち悪魔にだって、一応はこの商売をやる上での倫理が有りますので……これだけは言っておきますが……『この願いを取り消せ』も2つ目の願いと見做す事になってるんですが……本当にそれで良いんですか?」
「客である俺が、やれって言ってるんだ。うだうだヌかすと……レ○○するぞ‼」
「……こんなにダメダメな人の魂持って帰っても、先輩から怒られるだけだしなぁ……どうしよう……?」
「何か言ったか?」
「わかりました。願いはtwitter大喜利の『#パヨクが発狂しそうな事を言う』で、みんなから注目されるネタを思い付けば良いんですね?」
「ああ、そうだ」
「じゃあ、最終確認です。1つ目の『おためし』の願いは、さっき確認した願い。お客さんが2つ目の願いを言って、あたしがそれを叶えた時点で、魂はもらう。『1つ目の願いを取り消せ』も『2つ目の願い』と見做す。この条件で問題有りませんね? Yes/Noが明確に判る形で答えて下さい」
「Yesだ」
次の瞬間……俺は……スマホのtwitterアプリに並んでいる「#パヨクが発狂しそうな事を言う」のtweetを見て……そして……。
トイレに駆け込もうとしたが……床にゴミなのか要るモノなのか自分でも判んない代物が色々と散らかってる「汚部屋」だったので……何かに足を取られ……転んでしまい……。
「うげええええええ……」
うつぶせに転んだ状態で、派手にゲロを撒き散らし……うわあああっ……顔にも被ってしまった……ひぎいいいい……っ。
「な……なんだ……どうなってんだ?」
「『発狂しそうな事を言う』って……相手が、今、正気なのが前提ですよね?」
「はぁ?」
「既に狂ってる人を発狂させる事は出来ませんが……お客さんはお客さんが『パヨク』と呼んでる人達を、心の底では、気○いだと思っていましたよね」
「あ……言われてみれば……」
「なので、まずは……お客さんが『パヨク』と呼んでいる人達を正気だと思えるように、お客さんの心をいじりました」
「お……おい……待て……」
「お客さんの今の価値観は……お客さんが『パヨク』と呼んでる人達のモノになってます」
「じゃ……じゃあ……その……」
「ええ、その状態で『#パヨクが発狂しそうな事を言う』なんてtwitter大喜利を読めば……吐き気がするほどの嫌悪感を感じますよね」
「ふざけんな……」
「で、この状態で、お客さんが、今、一番見たくない聞きたくない意見を書き込めば……」
「や……やめろ……。おい……待て……何で……何で……俺は……何で……こんな吐き気どころじゃ済まないネタを思い付い……」
「ですから……あたしがお客さんの願いを叶えた結果ですよ。『パヨク』と化したお客さんが、一番、見たくも聞きたくも無い事が頭に浮かび……そして……」
「おい……何で指が勝手に……。お……俺の指を止めろ……こ……こんな……酷い……人倫にもとる事をtweetさせるな……。こんなの見たら……パヨクだけじゃなくて、普通の人間も発狂するぞ……。やめてくれ……。俺を止めてくれ」
「確認しますが……それが2つ目の願いですか? 2つ目の願いなら、魂をいただきますよ?」
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