第2話

「こ、婚姻届、取り下げればいいと思う...」


小声で俺が精一杯の反論をするも

母親と新しい父親に秒で却下された。


一応看護師をしてる母さんは現在、役職は

婦長なのだが、お局さま的立ち位置にいるせいか、睨むと凄みが効いてヤバい。

更に再婚相手はホストだから。

しかもNo. 1だから、その超絶イケメンに

も俺は凄まれてしまい、二匹の蛇に睨まれた

カエルみたく小さくなった。


「バカね。出しちゃったものを簡単に

引っ込めるなんて真似はできないのよ」


「そうだぞ。やっぱりやーめた、なんて

俺達はそんな軽いノリで役所の窓口に提出

した訳じゃないんだ」


父さんの顔、母さんの顔、共に

こええええ。












iPhoneから送信

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

親が歌舞伎町No. 1ホストと再婚。その男前の新しいお父さんの娘が、 学年一の美少女で俺と同居することになったんだが、無防備にキャミソール姿とか下着だけで 俺の前に現れるから周りには絶対これ内緒です。 雲川はるさめ @yukibounokeitai

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

App Storeからカクヨムアプリをダウンロード

Google Playでカクヨムアプリを手に入れよう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ