月と平行線

1人で歩く

世の中の雲行きが 眼鏡に写ったように

ため息で曇る僕の視界

少しのネオンがやけに鮮明に心を踊らせる

外に出ることもだいぶ減ったよね

元々インドアだからか この世の相関図 は無関係です

なんてことはない

ちゃんと孤独を蓄えて、ネットサーフィンの日々

Netflixに没頭 変わらない人達と変わらないゲームを。

退屈は埋まるんだ、なんちゃっての補完だけどさ

本当に会いたい人達と顔を揃えるまではさ、生きられる努力をしよう。

正しく死ぬことは出来ないけど、美しく生きることはできるよね。

パンピーの僕は凄腕のPUNPEEの音楽を聴いて、少し前を向いている、いやスマホ片手に下を向いている。

未来がまん丸に輝いてたらさ

それを掴もうとするんだけど

これが届かない

とっくに焦げ切った不安だとか焦りを抱えて棒立ちの現状

そんなことを考えてたら

家を飛び出した頃に見えていたあの明媚な月は

顔を上げたら消えていた

あの月に手は届かないけれど

確かに光を受け取って 今の僕を包んでる

名作に耳を通して 今夜も帰路に立つ

心にすっと差し込む光

お月様って相応しいね 貴方に