第2話
隣のクラスからいきなしやってきて、
何故か告白されてちゃんとごめんと言ったのに
、殺害予告をされた俺。
「状況がよく読み込めません...」
「...信じられないわ!未だかつて!
罰ゲームとは言っても、私の告白を断った男なんていないのに...!」
俺のこと。じろじろと、
新種のたまごっちでも見るような目で見てきた。
「あ、罰ゲームね。嘘告ね。
じゃあ別にそんな殺すとか、こっちは
本気にしなくていいわけだ...」
俺は安心してモンハンの攻略本に
視線を落とした。
それなのに。
俺の大切な攻略本は彼女によって
取り上げられ、
「ふざけんな...!私の告白、てか私との会話に顔を赤らめること一切なく!淡々と
応答してるあたり、マジでムカつく!」
「ちょ、返してよ...!それ、大事な本!
頑張ってコンビニバイトして買ったの!
嫌味な店長にネチネチ言われながらも
耐えて仕事して購入したものなの!!」
「わからないわ...」
「だって私は仕事なんか!バイトなんかしたことないもの...!」
「言っとくけどな。
お嬢様育ちと、俺の下に食い盛りの弟が
三人もいる貧乏育ちのこの俺じゃあ、
住む世界が違うんだよ」
君はお金持ちで、貧乏な俺には絶対的に手が届かない高嶺の花の存在で」
「俺が育ちが違うお嬢様と気が合う、まして付き合えるなんてことはないんだよ...」
静かに告げると。
お嬢様はそっと本を返してくれた。
iPhoneから送信
「私の告白を断るなんて殺すわ!(死刑よ!)」 陰キャぼっちの俺「え...?」自分的に分不相応な高嶺の花のお嬢様だったので丁重にお断りしたら本気で惚れさせようとしてきました。汗汗汗汗 雲川はるさめ @yukibounokeitai
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