「私の告白を断るなんて殺すわ!(死刑よ!)」 陰キャぼっちの俺「え...?」自分的に分不相応な高嶺の花のお嬢様だったので丁重にお断りしたら本気で惚れさせようとしてきました。汗汗汗汗

雲川はるさめ

第1話


「私の告白を断るなんて殺すわ!(死刑よ!)」

陰キャぼっちの俺「え...?」自分的に俺には分不相応な高嶺の花のお嬢様だったので丁重にお断りしたら本気で惚れさせようとしてきました。汗汗汗汗




ある日のお昼休みのことだった。新しい高校に漸く慣れてきた感はあるが、俺は

田舎からの編入生でまだ友達がいないぼっちな

陰キャキャラ、山野シンジは突然の告白に戸惑いを隠せないでいた。


教室でモンハンの攻略本を読んでいたら、

頭ごなしに、


「私と付き合いなさい!!

山野シンジ!」


と上から言われた。


学年一、いや、学校一のモテ女であり

美少女であり金持ちのお嬢様。



ゆるふわの巻き髪でピンクアッシュという派手な髪色のツインテが良く似合う女の子である。


そんな彼女が何故か、周りにクラスのみんながいるところで俺に公開告白してきたんだ。


高嶺の花過ぎて。


俺には相応しくないと思った。


やんわり、


「ごめん...」と断ると。


彼女はとんでもない言葉を吐いてきた。


「私の彼氏にならないんなら、殺すわよ...!」


「え...」


周りのざわめきは違うクラスの彼女がこの教室に入ってきた時からザワザワとしていたのだが、更に一段と大きくなった。


「お、おい。西野アイリが、陰キャ転入生に

告白したぞ...」


「それよかよ、断ったぞ...」


「しかもなんだ、殺すとか言われてるし...」





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