世界観が幻想的で、重々しく進行していきます。鳥かごに封印されている、けだもの。ちょっとユーモラスな、けだものと人との対話。じわじわとこの世界に引き込まれていきます。
性別は男性、そしてもうけっこう歳。
この作品の精緻な物語構築と豊かなキャラクター描写に引き込まれる!! 物語の舞台となる幻想的な祭りが「過去と現在」「現実と幻想」を巧みに交錯させ、スクロールする手が止まらなくなるほど引き込まれま…続きを読む
説明になりがちな街の歴史をさらりと面白く書き流し、町や人々の描画が自然でその様子が目に浮かびます。少しだけ残酷、でも全体の文体は軽妙。原典ほど容赦がないようなことはないけど、現在のやさしくなった…続きを読む
落ち着いた文体なのに、感情が豊かな不思議な物語。こういうやりとり、かけあい、大好きです。「紙」「鳥籠」「鍵」・・・世界観が素敵です。物語が、町がそのまま、根強く生きている感じがします!追…続きを読む
汽車、と言う言葉が似合う風景ですね。落ち着いていて。どこか、寒い地方かな、欧州のような...異世界なのかしら。ふんわり感、あります。
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