岡惚れ〜心に嘘はつけられない

0.5話 クラス替え

ある中学校に中学3年生の1人の照れ屋の男の子愛希陽恋歌(あいきひなた)がいました。

今日は始業式、僕は少し緊張をしていた。理由は、僕にはほかのクラスの片思いの女の子(美恵)がいて、そのこと同じクラスになりたいからだ。

チャイムがなり、いよいよクラスの発表の時間がやってきた、1組〇〇くん2組〇〇さんと続いていき6組陽恋歌くんと呼ばれた。

今のクラスが同じ人はそこそこ仲がいいひとで、少しは心が緩まった。そこで同じクラスになった友達が(陽恋歌次のクラスでもよろしくな)と、言われ、僕は(お前はいいよなぁ、次も好きな人と同じでと)笑いながら言った。

いよいよ、新しいクラスに移動する時間になり、胸が張り裂けそうなぐらい緊張している。

「どうしよう、どうしよう」と思いつつ、心臓がバクバクしているのを感じられた。

だがその瞬間、隣に美恵が反対方向を歩いていった。この瞬間僕の頭の中は真っ白になってしまった。そのまま自分の体は引きずり込まれるかのように新しいクラスに引き寄せられていった。

クラスに入ったとき僕は察した、このクラスは荒れるなと・・・。

頭が真っ白だったので時間が進むのが早く感じた。

学校帰り、友達が(どんまい、そういうこともあるよ)と、もう1人が(まぁクラス俺ら一緒になったし、楽しもうぜ)と。

僕は友達もいて毎日が楽しくて楽しくて仕方がない、だがしかし、この歳になると、

「彼女が欲しい」




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

岡惚れ〜心に嘘はつけられない @Udonmannonichi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る